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4歳5カ月、暗算1級の快挙 975×74もスラスラ

朝日新聞デジタル 4/20(木) 11:19配信

 兵庫県尼崎市の珠算塾講師、福島大さん(42)の長男一(いち)君(4)がこの春、日本珠算連盟主催の暗算能力検定1級に合格した。受験日の3月19日時点で4歳5カ月。連盟は「最年少合格の記録は集計していないが、全国でもかなり珍しく、快挙」と話している。

【写真】そろばんをはじく福島一君=13日午後3時44分、兵庫県尼崎市、宮武努撮影

 暗算能力検定1級は、10個並んだ3ケタの数字を足し引きする「みとり暗算」▽3ケタと2ケタの数字をかける「かけ暗算」▽4、5ケタの数字を2、3ケタの数字で割る「わり暗算」が計80問出題される。

 12分間で解き、8割以上の得点を取らなければならない。5年前には岐阜市の幼稚園児が4歳11カ月で合格し、話題になった。

 両親によると、一君は赤ちゃんのころから数字が大好きで、カレンダーを見せたら泣きやむような子だったという。2歳の時には時計の針を見て時刻を言い当てるようになり、九九も覚えてしまったという。

 3歳になると、尼崎市内で珠算塾を営む祖母の栄美子さん(70)や、講師を務める大さんからそろばんを習い始め、暗算の力がぐんぐん伸びた。大さんは「どんな教え方をしたら幼い子に効果的なのか」と考えながら教えたところ「思った以上に上達しました」。毎日、幼稚園に行く前と帰宅後に約30分ずつ、暗算の練習を重ねているという。

 「504×89」「975×74」といった問題をすらすら解く一君。次の目標は「段を取りたい」と話し、将来の夢は「警察になりたい。強いから」とはにかみながら答えた。(宮武努)

朝日新聞社

最終更新:4/20(木) 12:54

朝日新聞デジタル