ここから本文です

DeNA・今永、首位コイを1安打斬り!プロ初完投初完封で今季初勝利

サンケイスポーツ 4/20(木) 7:00配信

 (セ・リーグ、広島0-4DeNA、2回戦、1勝1敗、19日、マツダ)DeNAは19日、広島2回戦(マツダ)に4-0で勝った。先発した2年目左腕、今永昇太投手(23)が強力打線を相手に被安打1でプロ初完投を完封で飾り、今季初勝利。昨年10月15日のクライマックスシリーズ(CS)・ファイナルステージの第4戦で1回6失点KOを食らい、チームは終戦し、悔し涙を流した敵地で最高のリベンジを果たした。

 真っ赤に染まるマツダスタジアムがため息に包まれた。今永は最後の打者・新井を右飛に打ち取りプロ初完封を達成。控えめな笑みを浮かべたが、仲間からの握手攻めと、ロッカールームでは大音量の音楽で“祝福”されると、喜びを実感した。

 「みんなからおめでとうと言われて満足感、達成感がありました。勝つことでチームも救われる。これからもチームの勝ちにつながる投球をしたい」

 直球とチェンジアップのコンビネーションを中心に強力打線をねじ伏せた。3-0の七回一死から連続四球でピンチを招くもエルドレッドを三振、小窪を遊ゴロに仕留めた。4-0の九回には二死一、二塁で打順がまわってきた。118球を投げており、篠原投手コーチから意思を確認されたが「いきます」と即答。第4打席を終えて九回のマウンドに立ち、そして勝った。

 自分にも勝った。昨年10月15日のCSファイナルステージ第4戦。今永は当時の自己ワーストとなる1回6失点でKO。試合も敗れてチームは終戦。三塁ベンチ裏で号泣した。オフの間も「生活をしているなかで一瞬、思い浮かぶこともあった」と悔しさは消えなかった。だが過去の自分を超えるため、3、4日前に初めて当時の映像を見た。「技術面よりもメンタル面でどうするべきか考えた」と冷静に強気に投げ抜くことを決めた。

 前日18日は勝ちパターンの継投の中継ぎ5投手をつぎ込みながらもサヨナラ負けを喫していただけに、価値ある力投。ラミレス監督も「ベリー、ベリー、ベリー、グッドゲーム。チェンジアップがよく、内外角にも直球を投げ分けていた」と絶賛した。

 「悪夢は払拭? まだまだです。カープは強いので、これから何度も勝ちを重ねて払拭したい」。2年目のジンクスを吹き飛ばす快投ショーだった。

最終更新:4/20(木) 7:00

サンケイスポーツ