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タイからの訪日客向け旅行業者、脱税容疑で告発

朝日新聞デジタル 4/20(木) 11:41配信

 タイからの訪日観光客向けに宿泊手配などをして得た約1億3千万円の所得を隠し、約4500万円を脱税したとして、東京国税局が旅行手配業の山本寿弥経営者(53)=東京都港区=を所得税法違反の疑いで東京地検に告発したことがわかった。タイからの訪日客は2012年は約26万人だったが、昨年は約90万人で3・5倍に。こうした急増を背景に収益をあげていたとみられる。

 関係者によると、山本経営者はタイを中心とした海外の旅行会社から訪日ツアー客が利用するホテルやバスなどの手配を引き受け、利ざやを稼いでいた。年間の売り上げは数億円で、4千万円前後の利益があったとみられる。

 一方で、15年までの4年間、ツアー客1人あたりの売上単価を実際より低く計算して税務申告するなどし、所得を少なく見せかけた疑いがある。資金は自分や知人の名義の口座に預金するなどしていたという。

 山本経営者は、旅行会社勤務を経て約10年前に独立。海外の旅行業者との人脈を生かし、安定的に収益を上げていたという。山本経営者に文書で取材を申し込んだが、19日までに回答はなかった。

朝日新聞社

最終更新:4/20(木) 12:09

朝日新聞デジタル