ここから本文です

広島・緒方監督、野球人生初退場…それでも火つかず虎以外に初めて負けた

サンケイスポーツ 4/20(木) 7:00配信

 (セ・リーグ、広島0-4DeNA、2回戦、1勝1敗、19日、マツダ)顔を真っ赤にして、「オーイ!!」「オーイ!!」と何度も叫びながら、ベンチを飛び出した。

 「どこ見てるんだ!?」

 「2度目だぞ!!」

 一塁塁審の山路哲生審判員の顔に向けて、指を突き出しながら、鬼のような形相でまくし立てた。顔がぶつかりそうなほど近づき、身ぶり手ぶりで約2分間の猛抗議。退場を宣告された後も怒りは収まらず、ほかの審判員に促されてベンチ裏へ引き揚げた。

 0-3の七回二死一、二塁。遊撃へぼてぼてのゴロを放った小窪が全力疾走し、一塁へヘッドスライディング。セーフにみえるタイミングだったものの、山路一塁塁審は「アウト」の判定。これに、現役時代を含めて一度も退場処分を受けたことがなかった緒方監督が、キレた。

 “伏線”があった。六回の田中の遊ゴロも、タイミングは微妙だったがアウトに。このときは抗議してすぐに引き下がったが、2度続いたことで、七回は堪忍袋の緒が切れてしまった。

 緒方監督は試合後、報道陣の問いかけに無言。八回表から指揮を執った高ヘッドコーチが、「どちら(の判定)も、誰が見ても、ね。監督が怒るのは仕方ないよ」と代弁した。

 指揮官の退場で打線も奮起したいところだったが、今永の前に1安打に終わり今季初の完封負け。阪神以外のチームから初めて黒星を喫した。

 2位に浮上した巨人とのゲーム差は2で、3位・阪神とも2・5差。この悔しい敗戦を“混セ”突入のきっかけにはしたくない。

最終更新:4/20(木) 7:45

サンケイスポーツ