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<名人戦>急戦矢倉に 20代同士の戦い象徴 第2局

毎日新聞 4/20(木) 11:56配信

 佐藤天彦名人(29)に稲葉陽八段(28)が挑戦、稲葉の1勝で迎えた第75期名人戦七番勝負第2局(毎日新聞社、朝日新聞社主催、大和証券グループ協賛、青森県弘前市、同市教育委員会、名人戦弘前市実行委員会後援)は20日、弘前市の藤田記念庭園で始まった。

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 初防衛を目指す佐藤に対し、名人戦初登場の稲葉が挑む今期七番勝負。第1局は後手番の稲葉が横歩取り戦を制し快勝した。

 対局室に稲葉、佐藤の順に入室し、定刻午前9時、立会の屋敷伸之九段が声をかけて対局開始。稲葉は初手7六歩から3手目6八銀で矢倉戦を志向した。

 佐藤も後手番で横歩取りの採用が多く、2局続けての横歩取りも予想された。佐藤は2手目8四歩で、戦型選択を稲葉に委ねる形になったが、積極的に7四歩から急戦を狙った。

 稲葉は飛先の歩を交換し、さらに3四飛と横歩を取った。解説の行方尚史八段(弘前市出身)は「流行の急戦矢倉ですが、1年前には思いもつかなかった進行で、20代同士の新しい名人戦を象徴している気がします。先手が歩得ですが、後手は駒を前に進めて主導権を握ろうとしているので、互いに構想を練り上げる楽しみがあります」と語った。【山村英樹】

最終更新:4/20(木) 14:36

毎日新聞