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39度の酷暑再現、隊員走る 東京消防庁が実験設備公開

朝日新聞デジタル 4/20(木) 13:30配信

 東京消防庁は、酷暑や厳寒といった自然環境を再現できる新しい設備を消防技術安全所(東京都渋谷区)に設け、20日、報道陣に公開した。

【写真】室温を都内での観測史上最高の39・5度に設定し、夏の太陽光も再現した「恒温恒湿室」の設備内で、日よけなど暑さ対策の効果を比較する実験が始まった=20日午前10時8分、東京都渋谷区の消防技術安全所、山本裕之撮影

 「恒温恒湿室」といい、天井部分に太陽光に近い光を出せる照明などを備え、真夏や真冬など様々な気温、湿度を再現できる。室温はマイナス20度から80度まで調整可能で、火災や雪山といった過酷な環境下での救助活動にいかす考えだ。

 20日は室温を都内での観測史上最高の39・5度、湿度を60%に設定し、同庁の隊員がランニングマシンで走った。体温や心拍の測定値がモニターに表示され、約5分で熱中症の危険が高まることがわかった。

 消防技術安全所の一般公開は、22日午前9時半~午後3時。この設備のほか、火災の実験などを見ることができる。(力丸祥子)

朝日新聞社

最終更新:4/20(木) 19:40

朝日新聞デジタル