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米空母の位置めぐり波紋=朝鮮半島派遣のはずがインド洋に

時事通信 4/20(木) 14:33配信

 【ワシントン時事】北朝鮮をけん制するため朝鮮半島近海に向かっているとされる米海軍の原子力空母「カール・ビンソン」が、最近まで遠く離れたインド洋に展開していたことが波紋を広げている。

 米軍発表や高官発言が「誤解を招いた」という指摘に、当局は「最終的に朝鮮半島に向かっているのは事実だ」と釈明している。

 米海軍は8日、カール・ビンソンを中心とした空母打撃群が同日にシンガポールを出港し、オーストラリア寄港の予定を変更して北上すると発表した。トランプ大統領はテレビインタビューで、北朝鮮に「強力な艦隊を送っている」と明言。北朝鮮外務省報道官は、空母派遣を非難し「『超強硬』に立ち向かっていく」と警告した。

 ところが、米海軍はその後、同空母がインド洋を航行中とする15日付の写真を公開。シンガポールから朝鮮半島とは反対方向に航行し、インド洋で演習を行ったことが判明した。

 スパイサー米大統領報道官は19日の記者会見で、同空母をめぐる発言が誤解を招いたのではないかと問われ、「(以前の報道官会見で)派遣の意図について答えたが、(到着の)時期には言及していない」と強弁した。 

最終更新:4/20(木) 15:11

時事通信