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<強盗>足立区の29歳 福岡の路上で3.8億円奪われる

毎日新聞 4/20(木) 16:01配信

 20日午後0時25分ごろ、福岡市中央区天神1の駐車場で、東京都足立区の会社員男性(29)が現金約3億8400万円が入ったスーツケースを奪われた。男性は駐車場で車に現金を積み込もうとしたところ、男らに催涙スプレーのようなものをかけられて襲われた。男性は顔などに軽いけがをした。男らは白いワンボックスカーで逃げており、福岡県警が強盗傷害事件として福岡・中央署に捜査本部を設置して男らの行方を追っている。警察庁によると、戦後の現金強盗事件の被害額としては4番目に多い。

【写真で見る】事件現場の様子

 県警によると、男性は近くの「みずほ銀行福岡支店」で現金を引き出したばかり。現金は黒いスーツケースに入れて運び、駐車場に止めていたレンタカーに積み込むため後部座席のドアを開けようとしたところ、男に後ろから手を回されて顔付近に催涙スプレーのようなものを吹き付けられた。男性がひるんだすきにスーツケースごと現金を奪われた。

 男らは、スーツケースを同じ駐車場内に止めていたワンボックスカーに積み込み、出入り口のバーをへし折って駐車場を出た。信号無視を繰り返しながら天神地区を南北に走る「渡辺通り」を南へ逃走した。現金を奪った男2人のうちの1人は30~40代で身長175センチくらい。細身で灰色の作業着を着用。別の1人は身長170~175センチくらいで黒い作業着姿、いずれも白いマスクで顔を覆っていた。県警は他に運転役がいた可能性もあるとみて調べている。

 被害に遭った男性は出張で18日に福岡市に来ていた。銀行で現金を引き出すことは事前に決まっていたとしている。県警には「現金を引き出して市内の取引先に持って行く予定だった。福岡へは仕事でよく来ていた」と説明しているという。

 現場は、福岡市最大の繁華街である天神地区の一角。西鉄天神大牟田線の福岡(天神)駅から東に約200メートルで、近くには福岡市役所などがある。【宗岡敬介、宮崎隆】

最終更新:4/20(木) 21:33

毎日新聞