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ウィリアム英王子「20年経ても母の死のショック消えず」

ロイター 4/20(木) 16:53配信

[ロンドン 19日 ロイター] - ウィリアム英王子は、母ダイアナ元妃の死去によるショックは20年経った今でも消えていないと語った。20日放映されるBBCのドキュメンタリー番組での発言。この番組は23日開催のロンドン・マラソンに参加する精神疾患の患者らを追ったもの。

ダイアナ元妃は1997年にパリでの自動車事故で死去。当時ウィリアム王子は15歳、弟のヘンリー王子は12歳だった。

19日に公表された抄訳によると、ウィリアム王子は「まだショックがある。人々は『ショックはそんなに長く続かない』と言うがそうではない。決して克服はできない。人生の中の信じられないような大きな出来事で忘れることはできない。ただ、対処の仕方を学ぶだけだ」と語った。

ヘンリー王子も別のインタビューで17日、20代後半のころ、母の死去に伴う悲しみに対処するため、カウンセリングを受けていたことを明らかにした。

王子らはメンタルヘルスへの理解を深め、感情を押し殺すのではなくオープンに語るよう促すための啓発キャンペーン「ヘッズ・トゥギャザー」を展開しており、その一環でインタビューに応じた。

ウィリアム王子は、18日には米歌手レディー・ガガさんとのビデオチャットを公開した。ガガさんは19歳の時に性的暴行を受け、心的外傷後ストレス障害(PTSD)に苦しんだ経験を持つ。

王子は、英国では男性は感情を封印して「表に出さない」ことが美徳とされるが、精神衛生にとっては良くないと指摘した。英国では、自殺が45歳の男性の死因の第一位となっている。

ウィリアム王子は、救急ヘリ操縦士時代に自殺の影響を見てきたことが、精神衛生の啓発キャンペーン主催を決めた「転機」になったと述べた。

最終更新:4/20(木) 16:53

ロイター