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首相一族の疑惑、徹底捜査=「パナマ文書」で海外資産暴露―パキスタン

時事通信 4/20(木) 20:12配信

 【ニューデリー時事】パキスタンの最高裁は20日、タックスヘイブン(租税回避地)のパナマから流出した「パナマ文書」で暴露されたシャリフ首相とその親族の課税逃れなどの疑惑に関し、合同捜査チームを結成して「徹底した捜査」を行うよう命じた。

 野党が首相の議員資格剥奪を求め、最高裁に調査を申し立てていた。不正立証には証拠不十分との司法判断が下されたことで、首相は辞任を回避した形だ。

 パナマ文書で明らかになった事実によると、シャリフ首相の娘マリヤムさんと息子2人は租税回避地である英領バージン諸島にある法人を通じ、ロンドンで複数の高級不動産を所有していた。首相本人は所有権者に名を連ねていなかったが、不動産購入資金を拠出し、資金洗浄に関与した疑いなどを持たれている。

 また、英国籍を持つ息子2人と異なり、首相の後継者と目されるマリヤムさんはパキスタン国籍で納税義務があるが、文書で暴露されるまで海外資産はないと主張していた。 

最終更新:4/20(木) 20:55

時事通信