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無人ロボトラクター いわきで実証見学会

福島民報 4/20(木) 9:12配信

 浜通りをロボット産業などの先進地とする福島・国際研究産業都市(イノベーション・コースト)構想の一環で開発が進められている無人ロボットトラクターの実証見学会が19日、福島県いわき市錦町で開かれた。
 県農業総合センターと井関農機、南相グリーンファームでつくる「中型ロボットトラクタ開発グループ」が、農作業の省力化などを目指し無人ロボットトラクターの実用化を進めている。
 実証見学会では地元の農業者ら約30人が見守る中、リモコン操作された無人ロボットトラクターが水田約54アールを耕した。今後は施肥や代かき、大豆の播種(はしゅ)作業などを行えるよう研究を進め、平成30年度の製品化を目指す。
 井関農機先端技術部の町田章紘さんは「就農者が減少する中、農業の省力化を図りたい」と語った。
 一方、無人ロボットトラクターの販売価格は従来のトラクターの1・5倍ほどを予定しており、見学会に参加した農業赤津新一さん(70)は「コメの価格が下落する中、農家にとって新たな農機の購入は難しいのではないか」と指摘した。

福島民報社

最終更新:4/20(木) 9:51

福島民報