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セガサミー、共同開発で仁川にカジノ開設 韓国初「統合型リゾート施設」

産経新聞 4/20(木) 18:03配信

 【仁川=佐久間修志】セガサミーホールディングス(HD)と韓国パラダイスグループが共同開発した韓国初の統合型リゾート施設(IR)「パラダイスシティ」が20日、同国の仁川広域市内にオープンし、開業式典が開かれた。セガサミーHDは収益性の高いIRを含むリゾート事業を収益の柱の一つに育てていく考えで、韓国で運営ノウハウを積み上げていく。

 パラダイスシティは仁川国際空港に隣接する33万平方メートルの敷地内にホテルや外国人専用カジノ、商業施設などで構成。約1兆3千億ウォン(約1240億円)を投じ2012年から開発が進められた。今回は第1弾として高級ホテルとカジノ、国際会議などに使用できるコンベンション施設をオープン。来年上半期には商業施設や温浴施設、テーマパークなどが開業する。

 高級ホテルは368平方メートルの最高級スイート2室をはじめ711室を備える。カジノは韓国最大級となる約1万5千平方メートルの施設面積に158台のテーブルゲーム、291台のスロットマシンを設置し、多数の日本人スタッフを配置して来場者にきめ細かなサポートを実施する。コンベンションホールは参加者1千人の晩餐会に対応する。

 施設内には日本の草間彌生氏ら有名アーティストが手がけたオブジェなど約100点を含む約2700点の芸術作品が展示され、アートとリゾートの融合を目指している。

 韓国ではすでに17カ所のカジノが運営されるが、会議場や商業施設などが一体となったIRはなかった。隣接する仁川国際空港はアジア有数のハブ空港で首都ソウルだけでなく、北京や上海、東京などアジアの主要都市から数時間でアクセスが可能で、好立地を武器に拡大するアジアのIR市場を取り込む。

最終更新:4/20(木) 18:03

産経新聞