ここから本文です

羽生結弦、まさかの失敗 「SPに苦手意識が…」

産経新聞 4/20(木) 22:17配信

 「ごめんなさい」。演技後、羽生は天に語りかけ、手を合わせて仲間と観衆にわびた。最終滑走で登場した日本のエースの、まさかの大失敗。83・51点は、今季のSPで最低だった。

 自身では「完成しきれている」はずのプログラムが、試合で決まらない。冒頭の4回転ループは抜け、次のコンビネーションジャンプも4回転サルコーで手をつき、単発に終わった。「SPに苦手意識が出始めちゃっている。本当に成長していないな」。チーム戦ならではの責任感も、王者の身をさらに固くした。

 21日が命日のプリンスの楽曲「レッツ・ゴー・クレイジー」にのせた今季のSPを、結局1度もノーミスで滑ることができなかった。SPへの苦手意識払拭は平昌五輪シーズンとなる来季への宿題となるが、大会はまだ終わっていない。

 国別対抗戦はSPとフリーそれぞれの順位がポイント化される。「悔しい気持ちがあるからこそ、またあしたワクワクできる。力を出せるようにしたい」。最高のフリーで今季を締めくくる。(森本利優)

最終更新:4/20(木) 22:17

産経新聞