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グローバル高校の「甲子園」で最優秀 秋田南高校 英語で「食育」訴え

4/20(木) 11:40配信

高校生新聞オンライン

 国際理解教育などに力を入れる全国のSGH(スーパーグローバルハイスクール)など84校が研究成果を披露する「SGH甲子園」(関西学院大学など主催)が3月に同大西宮上ケ原キャンパス(兵庫県西宮市)で開催された。出場校はプレゼンテーション(英語・日本語)、ポスター発表、グループディスカッションの各部門に分かれて発表。英語プレゼンテーションでは、秋田南高校が最優秀賞に輝いた。(木和田志乃)=学年は発表時

 同校の南條佑佳さん、荒木関輝君、佐々木彩乃さん、小林涼花さん(ともに2年)は、米国における肥満問題解決のために、子どもへの食育の大切さを英語で訴えた。身ぶり手ぶりを交えて舞台を歩き、発表内容に合わせて時には深刻な表情を浮かべて聴衆を引きつけた。TEDと呼ばれるプレゼンテーションの動画を集めたウェブサイトを参考に、強い印象を残す表現を研究したという。

 同校では昨年4月から週1回2時間の授業で、世界の食糧問題をテーマにグループ研究に取り組んできた。4人は病気を招く肥満に着目し、県内の幼稚園や小学校の食育を取材した。また、同校や国際教養大学の米国人留学生数十人を対象にアンケートを行い、肥満の多い米国と少ない日本を比較した。

 その結果、日本では郷土料理に親しむ給食や農業体験、給食だよりなどのプリントを通して幼いころから食について学んでいた。一方、米国では家庭科の授業が年に3、4時間と少なく、食品知識が乏しいのに加え、ビュッフェ式の給食が偏食を助長。肥満防止には食育が重要だと結論づけた。

 昨年10月の校内選考で今大会への出場が決まった後は、朝と放課後だけでなく、土・日曜日も返上して準備した。佐々木さんは「大会前日も宿泊先で夜12時まで発表の練習をするなど、納得できるまで練り直した」と話した。

高校生新聞社