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日本気象協会・京大、ドローン使い桜島上空で降灰予測データ取得

4/20(木) 11:10配信

日刊工業新聞電子版

複合気象センサー搭載

 日本気象協会は19日、鹿児島市桜島で飛行ロボット(ドローン)を使った高層気象観測を京都大学防災研究所と共同で20日まで行うと発表した。文部科学省の「次世代火山研究・人材育成総合プロジェクト」の一環。

 観測では、複合気象センサーを搭載したドローンを複数の高度で空中停止させ、高度1000メートルまでの風向・風速・気温・湿度について、高さごとの測定値(鉛直プロファイル)を計測。

 また、上空に向けて発射したレーザー光の反射波を捉え、上空の風を測定する装置「ドップラーライダー」で風向・風速の鉛直プロファイルを計測し、ドローンの鉛直プロファイルと比較検討する。

 火山周辺の地上から上空までの風の吹き方の把握をはじめ、複雑な地形が天気に与える影響の評価、火山灰の降灰予測に資するデータの取得が狙い。