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「保活」は妊娠前から…入園者に共通するある事情 「保育園落ちた!!!」今年も変わらぬ現状

4/20(木) 10:37配信

qBiz 西日本新聞経済電子版

 「保育園落ちた」「仕事辞めるしかないかも」―。今年も2月から3月にかけて、友人たちからこんな連絡が相次いだ。

 1年前、「保育園落ちた日本死ね!!!」という匿名ブログが大きな反響を呼んだ。国会では待機児童問題が大きく取り上げられ、国や自治体は解消に向け手を打っているが、少なくとも都内は厳しい状況に変わりはない、と痛感している。

 入園をめぐる激しい競争の末、今や、子どもを保育園に入れるための「保活」は妊娠前から始まっている。

 4月入園の申し込みは11~12月に行われるため、早生まれの子は申し込めないケースがほとんど(一部自治体は妊娠中から申し込める)。このため、妊娠に向けて心身の準備を整える「妊活」を、早生まれを避けるために行った、という友人も少なくない。

■入園者に共通するある事情

 1月末に出産した私の場合は、年度途中の奇跡的な「空き」に期待するか、認可外保育園に預けるしかない。

 ところが、そんな見立ても甘かった。子どもが生後1カ月を過ぎ、外出できるようになって早速保活を始めた時だった。なんと、認可外も順番待ちだった。入園先がなければ、仕事に復帰できない。匿名ブログの発信者と同じく、私も不安が募る。

 保育園は、各世帯の「点数」が高い順に入園できる。親の勤務時間など、子どもを預ける必要性が数値化され、加点されたり、減点されたりする仕組みだ。

 ただ、待機児童が多い都内では、夫婦ともにフルタイム勤務の世帯同士の競い合いになるケースが多く、「必要性」に差がつきにくい。

 そこで、注目されるのが、「別の要素」だ。

 今年4月、子どもが保育園に入園できた友人の多くにある共通項があった。育休が終わるのを待たずに、認可外保育園に子どもを預けていた。

 「本当はもっと子どもと一緒にいたかったけれど仕方ない…」と、本音を漏らしつつ、なぜ、認可外に預けてでも仕事復帰を急いだのか。そこには、ある事情があった。

 「認可外加点」。保育園に入る前に、認可外保育園に入っていれば、点数が上がるというものだった。

 さらに、加点のために事実婚にしている人や、減点されないために実際は親と同居しながら、別のところに住民票を移している人までいた。

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