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音楽ソフトとしても聴きたくなる!『宇宙戦艦ヤマト2202』・1

Stereo Sound ONLINE 4/20(木) 12:30配信

オーディオビジュアル方面で活躍する、アニメが大好きなライター鳥居一豊さんがお届けする、Stereo Sound ONLINEの新連載「アニメノヲト」。ここでは『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第一章 嚆矢篇』その1をお届けする。(Stereo Sound ONLINE編集部)



【今回のヲトアニメ】
『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 第一章 嚆矢篇』
BD-ROM
(バンダイビジュアル BCXA-1204)
7800円(税別)※通常BD版
●2017年日本
●本編50分
●カラー(16:9)
●リニアPCM(ステレオ)

 新連載「アニメノヲト」は、アニメが大好きな僕が見て感激した膨大なアニメ作品から、特に「音の良い作品」を選りすぐって紹介するもの。単純に音質がよい作品はもちろん、演出として効果的に音を使っている作品も積極的に紹介していきたい。話題の最新作を取り上げることはもちろんだが、往年の名作も紹介するので、現役のアニメ好きだけでなく、オールドファンも楽しみにしてほしい。

 記念すべき第1回は3月24日に発売されたBD版『宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち』(以下『ヤマト2202』)第一巻。日本におけるアニメブームの先がけである「宇宙戦艦ヤマト」を現代の解釈でリメイクした『宇宙戦艦ヤマト2199』(以下『ヤマト2199』)に続くシリーズだ。監督は羽原信義、シリーズ構成は福井晴敏。キャラクターデザインは結城信輝で前作から継続。主要なキャストも前作と同様となる。

 『ヤマト2202』は劇場でのイベント上映を経てBD/DVDが発売された。BD第一巻は第1話と第2話を収録しているが、劇場ではこれを合わせて「第一章 嚆矢(こうし)篇」として上映された。ちなみに第2章は「発進篇」で、劇場公開は6月24日。BD/DVDは上映劇場で先行発売され、一般発売は7月28日だ。

 『宇宙戦艦ヤマト』はオリジナルの作品も含めて音楽が重要な役割を果たしていて、宮川泰の名作は多くの人が知っているはず。『ヤマト2199』に続いて音楽を、息子の宮川彬良が担当し、オリジナルに負けない優れた音楽で作品を盛り上げている。この連載で取り上げるには打って付けの作品というわけだ。

 さっそく作品の聴きどころを紹介したいところだが、その前に視聴環境を解説しておこう。視聴は筆者である鳥居一豊の自宅にある視聴室「架空劇場」で行なっている。防音施工した15畳強のサイズの部屋に、Bowers & Wilkinsのマトリックス801S3を中心とした6.2.4構成のスピーカーを設置。4Kプロジェクターを使って120インチスクリーンに投影して見ている(詳しい機材は末尾のコラム参照)。ただし、この環境は身近な再生環境とは言いにくいので、次回以降は紹介する作品の音の良さを実感できるお手頃価格の製品も合わせてレポートしたいと思っている。

(つづく)

【鳥居一豊(Kazutoyo Torii)】
雑誌の編集を経てフリーランスとなる。AVはもとより、PCオーディオやヘッドホン、また各種ガジェットの造詣も深く、さまざまな分野で執筆している。自らが設計から携わった自慢のシアター空間「架空劇場」は、ドルビーアトモスやDTS:X再生にも対応する「6.2.4」構成。最高の映像と音を求め、日々進化し続けている。大のアニメ好きでもあり、深夜アニメのエアチェックは怠らない。

Stereo Sound ONLINE / 鳥居一豊

最終更新:4/21(金) 16:07

Stereo Sound ONLINE