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整理整頓が子どもにもたらす効果とすぐ実践できる整理整頓のポイント

ベネッセ 教育情報サイト 4/20(木) 16:00配信

身の回りの整理整頓がきちんとできる子どもは、成績もいいという印象が。それはなぜなのでしょうか。実は片付けには、成績アップのコツがいろいろあるのだとか。「勉強しないさい!」と小言を言う前に、子どもの成績アップを目指して、整理整頓を進めてみては?

整理整頓が子どもにもたらす効果とは?

整理整頓ができている机や部屋は、すっきりと居心地がよいものです。家族にとっても、子どもにとっても過す空間がすっきりと片付いていることは安心感があるはず。実際、整理整頓された机や空間では、作業の効率がアップすると言われています。学習においても同じことがいえるのではないでしょうか。

また、整理整頓や片付けというのは、生活に密着した作業です。その人の人生の価値観が表れる部分とも言えそうです。清潔感や美的感覚にも影響すると考えられます。家の中が片付いている、整理整頓をきちんと教えられている子どもは几帳面な性格が多いとか。几帳面であれば、英語の単語や歴史の年表を暗記できたり、数学の問題も理論的に解くことができるのでは、という意見もあるようです。もちろん、すべての子どもがそれに当てはまるというわけではありません。でも、片付けができるということは、将来社会に出てからも、できないよりは役立つことが多いはずです。

整理整頓、片付けをする際には、さまざまな力を必要とします。

・何をとっておくか、捨てるかなどの取捨選択する力は、学習での優先順位を決めることにつながる。
・いらないものを選ぶ力は、切り替えの早さを育む。
・使ったらしまうを実践することで、すぐやる力を培える。

など、すべて、学習にも応用できる力です。もちろん、社会に出てから仕事でも役に立つ力となってくれることでしょう。

すぐ実践できる整理整頓のポイント

お子さまが小さいうちなら、親が片付けをする姿を見せて、一緒に整理整頓をすれば、子どももそのコツを覚えていけます。中学生、高校生になると、子ども部屋は子どもにとってのプライベートな場所。親だってなかなか入りにくく、ましてや子どものものを片付ける、処分するということは難しい空間ですよね。またプライベートな場所は自分で管理するのが基本と言えるでしょう。

親ができることといえば、せめて、捨てるもの、とっておくべきものについてポイントをアドバイスしてあげるくらいでしょうか。

・生活用品の場合は今必要かどうか。必要なものは1箇所にまとめる。
・服は今着たいものかどうか、この先着る予定があるか。1年間以上着ていない服は処分する。
・古い教科書も必要がないと思ったら捨ててもよい。
・たまったプリントは教科別などに分類してファイルにしまう。

ご家庭によって、基準や価値観は異なると思うので、上記はあくまでも基準です。子どもも実際に整理整頓をしながら、コツを掴んでいけるのでは。

整理整頓を促す際、「片付けなさい!」と頭ごなしに命令してしまうのは逆効果になることもあるそうです。今やっておけば、部屋もすっきり、このあとにやる勉強もはかどること、気づいた人からトクをする、そんな整理整頓の魅力で子どもを促してみるといいかもしれませんね。

参考:「勉強できる子がやっている片づけの習慣」小松易 著(PHP研究所)

ベネッセ 教育情報サイト

最終更新:4/20(木) 16:00

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