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「朝鮮人虐殺」記載の報告書 朝日新聞の削除報道に内閣府「言った言わないで抗議はしない」

4/20(木) 17:40配信

BuzzFeed Japan

朝日新聞が4月19日の朝刊で報じた「『朝鮮人虐殺』に苦情、削除/災害教訓の報告書 内閣府HP」という記事に注目が集まっている。内閣府防災のサイトに掲載されていた関東大震災についての報告書が、苦情や批判の声により削除されたとの内容の記事だ。【BuzzFeed Japan / 籏智広太】

これについて、内閣府は「技術的な問題」と意図的な削除を否定し、産経新聞は4月20日、内閣府が朝日新聞に「抗議することも検討している」とまで報じた。いったい、どういう経緯だったのか。

そもそも、朝日新聞が4月19日に社会面で大きく報じた記事では、報告書の削除騒動について、こう伝えている。

“江戸時代以降の災害の教訓を将来に伝えるため、政府の中央防災会議の専門調査会がまとめた報告書を、内閣府がホームページから削除していることがわかった。一部に関東大震災時の「朝鮮人虐殺」についての記述が含まれており、担当者は「内容的に批判の声が多く、掲載から7年も経つので載せない決定をした」と説明している。“

掲載を取りやめる経緯については、こうだ。

“「なぜこんな内容が載っているんだ」との苦情が多く、4月以降のホームページの改修に合わせ、安政の大地震や雲仙普賢岳噴火などを含め、すべての報告書の掲載を取りやめることにしたという。“

担当者の具体的な証言を掲載していることもあり、記事はネット上で大きな話題を呼んだ。Twitterでは一時、「朝鮮人虐殺」がトレンド入りをした。

しかしこの日の昼には、時事通信が「過去の災害資料、閲覧できず=今月中にHP再掲載-内閣府」との記事で「HPリニューアル作業のためで、意図的な削除ではない」という内閣府の見解を報道。

翌20日朝になると、朝日新聞は「『朝鮮人虐殺』記述HP 閲覧可能に/今月中にも 内閣府『削除ではない』」と、産経新聞は「HPの『朝鮮人虐殺』削除報道/内閣府、朝日記事を否定」と、内閣府の見解を記事に掲載した。

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最終更新:4/20(木) 23:01
BuzzFeed Japan