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ホークス東浜は千葉大好き!? 17回連続無失点 「直球多く使ってくれた拓也に感謝」

西日本スポーツ 4/20(木) 10:01配信

 こん身の145キロが、今季初勝利の起点となった。初回2死三塁。東浜は4番福浦を見逃し三振に仕留めた。フルカウントからの9球目。外角いっぱいの直球に、通算1933安打の巧打者は反応できない。3番鈴木の空振り三振に続く「K」で窮地を脱した。

【写真】2012年に入団会見する千賀、牧原、甲斐

 福浦には全9球中、8球がストレート。「直球の感覚は良かった。そのボールを多く使ってくれた(甲斐)拓也に感謝しています」。初回は千葉名物の強風を気にして制球を乱し、先頭の荻野への四球や自らの暴投などで1死三塁としたが、捕手の甲斐も好リードで支えた。

 今季3度目の先発。「開幕してからなかなか勝てなかった。今日こそは、という強い思いでマウンドに上がった」。初回を2者連続三振で切り抜けると、2回以降は危なげなかった。最速147キロの直球に変化球を織り交ぜ、今季2度目の対戦だったロッテを7回3安打無失点に封じた。

 敵地千葉では昨季から17回連続無失点。「初回が全て。あそこをゼロに抑えて乗っていけた」。工藤監督もうなずいた。武田、和田が戦線離脱し、先発陣の台所事情は楽ではないだけに、昨季は自己最多の9勝、135投球回を記録した右腕の力投は大きかった。

 東浜には昨季の苦い記憶がある。2桁勝利にも規定投球回(143回)にもわずかに届かなかったことだ。どちらも1試合でクリア可能な数字だが、最終盤は先発機会をつかめなかった。「チャンスをもらえなかった自分が悔しいし、情けない」と自分を責めた。

 昨年12月は2年連続で米ロサンゼルスに足を運び、約2週間の筋トレ合宿を敢行。1歳下の加治屋の倍近くの米やプロテインを胃袋に詰め込み、2・5キロの体重増に成功。宿舎で2013年の大ヒットドラマ「半沢直樹」を見返し、主人公の決めゼリフの「倍返しだ!」を胸に刻んだ。

 先発予定だった16日のオリックス戦(鹿児島)が雨の影響で中止となり、中9日となった先発で快投。「やっと仕事ができたかな」。今季初勝利のウイニングボールは甲斐に手渡した。「これからずっと組むと思うし、その一歩目だから」。プロ初勝利の地で「倍返し」イヤーが始まった。

西日本スポーツ

最終更新:4/20(木) 10:01

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