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【インディ500】マリオ・アンドレッティ”アロンソのインディ500参戦に批判的”な報道に反論

4/20(木) 13:00配信

motorsport.com 日本版

 インディカーで4度のタイトルを獲得し、F1でもタイトルを獲得しているマリオ・アンドレッティは、マクラーレン・ホンダのフェルナンド・アロンソがインディ500に出場することへの批判に反論した。

【写真】F1で苦戦を強いられているアロンソ。初出場のインディ500ではどうなるのだろうか?

 先週、アロンソが今年のモナコGPを欠場し、代わりにインディ500に出場することが発表された。

 しかし、ジェナ・フライヤーという人物が書いた“SO WHAT THAT ALONSO IS RACING THE INDY 500?“というコラムには、アロンソよりも、トニー・スチュワートやダニカ・パトリック、リッキー・テイラーやジョーダン・テイラーなどがインディ500に出場した方が有益だと書かれていた。

 それに対してアンドレッティは、フライヤーの意見は、このプロジェクトに関わる全ての人への“初歩的な誤解“だと話した。

「このコラムが、今回のプロジェクト(アロンソのインディ500出場)はただ彼の名声を落としているだけだ、という印象を与えていることに非常に腹を立てている。誤解しないでほしいのだが、これはインディカーにとって素晴らしい宣伝だ。こういった意見は、F1で2度タイトルを獲得したフェルナンド・アロンソが世界三大レースの制覇に挑戦する正当な試みの副産物だ」

 またアンドレッティは、彼の息子でありチームオーナーのマイケル・アンドレッティとマクラーレンCEOのザク・ブラウンが、アロンソは実力のあるドライバーであるということに100%の自信を持てないまま、このプロジェクトに同意したということはないと話した。

「率直に言えば、彼女(フライヤー)はアロンソに謝罪すべきだ。なぜなら、このプロジェクトに関する最初のモチベーションは彼が生み出しからだ。彼がこれをやりたいと思ったのだ。他のシリーズの宣伝を手助けしたり、彼自身の名声を得るためではない。彼はそのようなことを望んでいない」

「彼は純粋なレーサーとしてこれに取り組んでいるし、かつてのベストなF1ドライバーがインディでの勝利に挑戦してきた伝統に従っている。かつてのように、インディにはまだそういった雰囲気があるということわかって安心した」

 また彼は、この状況は現代のF1ドライバーがインディカーでレースをする希少な機会を提供したと語った。

「彼は自分の“ゲーム“のトップにいるが、この機会をもう一度得るチャンスはないかもしれない」

「彼はF1を引退していないし、F1に乗ることを拒否したわけでもない。彼は今もベストなドライバーのひとりなので、正しいタイミングでこういうことが起きたのだ」

「このコラムには、彼が3年も勝てていないと描かれている。ああ、なんてことだ! みんなF1がどのようなものであるのか、そしてF1ではいちばんいいマシンを持っていないと勝てないということを知っているだろう? だが今の彼にはそれがない。しかし彼とチームメイトになったことがあるドライバーはみんな、今のF1ではそうでなくても、アロンソはベストなF1ドライバーのひとりだと言うと断言しよう」

「彼は今、ほぼ間違いなくインディカーでベストなチームでのチャンスを得ている。チームはデータを共有することに対してオープンだし、ここ3年で2回インディ500で勝っているチームだ」

「今年のF1シーズンが終わっているかのような彼の状況を考えて、彼と彼のチームは“我々のパートナーシップ以外のことをしよう、そして一緒に仕事を続けよう“と話している。アロンソのインディに対する試みはどれほど真剣なものか……ホンダだけでなく、もちろんマクラーレンからの支援もある。このプロジェクトやモチベーションに疑問を持っている人がいることが残念だ」

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