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吉田山田、結成7周年集大成「魔法のような」8年目の躍進を宣誓

4/20(木) 19:58配信

MusicVoice

 ボーカルデュオの吉田山田が3月25日に、東京・ディファ有明でワンマンライブ『吉田山田 7周年7カ月7会場マンスリー企画「Over The Rainbowツアー」ツアーファイナル 有明コズミックダンスホール』をおこなった。昨年9月から彼らの結成7周年を記念し始められ、8年目に突入するためのステップとしておこなわれたこのツアーでは、初回には7m四方のキャンバスに山田義孝(Vo)がライブペイントをおこなうなど、通常の音楽ライブとは趣を異にした様々なアイデアが実施されていた。この日おこなわれたそのファイナルステージでも、この日ならではの趣向がたっぷりと施されたライブが披露された。

■アッパーな楽曲でダンスホールに

 今年で結成8年目に突入する吉田山田は、吉田結威(Vo、Gt)と山田の2人からなるユニット。2009年にファーストシングル「ガムシャランナー」でメジャーデビューを果たした彼らは、NHKの番組『みんなのうた』で、2013年にリリースしたシングル曲「日々」が放送され、同曲が大きな反響を呼び注目を集めている。また、2015年に公開された映画『ボクは坊さん。』(真壁幸紀監督)の主題歌を務め、タッキー&翼のアルバム『TRIP & TREASURE TWO』にも楽曲提供をするなど、幅広く活躍している。

 この日の会場であるディファ有明は、普段はプロレスの試合が数多く披露される会場。近年ではアイドルのイベントがおこなわれるなど、多種多様な文化が交差する場所でもある。様々なアイデアを凝らした彼らのこのツアーにはピッタリの会場と言えるだろう。会場に入ると天井にはミラーボール、ステージには大きなテーブル、その前面に「吉田山田」と書かれた幕が下ろされている。そのテーブルの上ではターンテーブルやミキサーなどが置かれ、この日のステージで2人のサポートをするDJ U-ICHIが、忙しなくDJプレーを展開していた。そして、多くの観衆がTシャツやパーカー姿に、首にタオルを巻いた姿で踊るように体を揺らし、彼らの登場を待ちわびていた。

 ステージスタートの予定を15分程過ぎた頃、DJ U-ICHIの発していた音が急に大きくなったかと思うと、曲の終わりとともにフェードアウトし、会場は暗闇に包まれた。そしてミラーボールに青い光が当てられ、会場には1つの電子音、さらにもう1つの電子音と2つの音が繰り返し鳴らされ、アンビエントな雰囲気を作り出していた。

 やがてその音は4つ打ちのバスドラのような音とハーモニーを形成し、その音楽の鳴り響く中2人が現れた。鍔の付いた帽子とサングラス、そして紺のスーツと2人とも同じ格好でビシッと決めたそのスタイルは、まるで米映画『ブルースブラザーズ』(1980年)のジョン・ベルーシとダン・エイクロイドのようだった。ステージにはクールにたたずむ吉田と、そのビートと観衆の興奮に酔いしれたように体を動かす山田と、好対照な2人の姿が見えた。

 オープニングナンバーは「夏のペダル」。DJ U-ICHIのプレーによるREMIXサウンドに乗せて、吉田、山田それぞれの声が交差する。ソウルフル、というタイプではない彼らの歌だが、絶妙にクラブサウンドと溶け合う。まさにこの時点で、今までにない吉田山田の一面が披露され、観衆は肩透かしのようなその振る舞いに戸惑うどころか狂喜し、体を揺らしてその音を感じていた。

 まさに会場が「有明コズミックダンスホール」となった瞬間。普段はギターを手にステージを見せる吉田が、山田と同じようにハンドマイクで歌っているのも、新鮮な姿だ。続いて「水色の手袋」、吉田がギターを手にし、バンド編成のサウンドにチェンジしさらに続いた「カシオペア」「涙流星群」と、アッパーな雰囲気で呼び起こされた熱気が会場を支配していた。

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最終更新:4/20(木) 21:54
MusicVoice