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不祥事相次ぐ 警官が地検内で野球賭博 容疑の6人書類送検 福岡県警

西日本新聞 4/20(木) 17:44配信

 福岡県警留置管理課の警察官8人が、福岡地検庁舎内の控室で野球賭博を繰り返していたとして、本部長注意や所属長注意の処分を受けていたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。処分は同日付で、県警はうち6人を単純賭博容疑で地検に書類送検した。県警は、警察庁の発表基準に当たらないとして処分を公表していない。

 捜査関係者によると、8人は検察官の取り調べを受ける容疑者を福岡地検に護送した際、待機する庁舎内の控室で、夏の全国高校野球選手権大会や春の選抜大会の優勝校を予想する賭博を行っていた。掛け金は1口千円で、1大会当たりの取り分は数千円程度だったという。少なくとも2014年からこうした賭博行為を行っていたとみられる。

 県警の内部調査で発覚し、8人は事情聴取に対し「勝ったお金は参加者全員の飲食代に当てていた」などと話しているという。警察庁の基準は、戒告以上の懲戒処分は公表するが、訓戒や注意などは対象外としている。

 留置管理課では3月、女性警察官にわいせつ行為をしたとして強制わいせつ罪で50代の警部補2人が在宅起訴されたほか、巡査部長ら5人が日常的にセクハラ行為やパワハラ行為を繰り返していたとして減給、戒告の懲戒処分を受けるなど、不祥事が相次いでいる。

 野球賭博を巡っては昨年、大阪府警泉大津署の署員16人が署内で高校野球での賭博をしたとして処分を受け、うち8人が単純賭博容疑で書類送検されている。

=2017/04/20付 西日本新聞夕刊=

西日本新聞社

最終更新:4/20(木) 23:20

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