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【MLB】イチロー凱旋弾に対戦相手の元同僚も「身震い」 「本当にスペシャルな瞬間」

Full-Count 4/20(木) 11:05配信

最終打席での一発に古巣は総立ち、スタンドへ向けて「サンキュー」

 マーリンズのイチロー外野手は19日(日本時間20日)、かつての本拠地セーフコ・フィールドでのマリナーズ戦に「9番・ライト」で先発出場し、9回の最終打席で今季初本塁打を放った。マーリンズの一員として初めての凱旋シリーズの最後を締めくくるホームランを、フィールドで対峙したかつての同僚も「本当にスペシャルな瞬間」と脱帽している。マリナーズ公式サイトが報じている。

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 3連戦の3戦目。そして9回。千両役者には先頭打者として出番がやってきた。古巣セーフコフィールドのファンから大歓声と「イチローコール」で迎えられた初球、イチローは右腕マーシャルの真ん中高めへの直球をフルスイング。打球はグングンと伸び、右中間スタンドへと飛び込んだ。

 マーリンズの一員としての一撃だったが、セーフコ・フィールドのファンは大喜びだった。スタンディング・オベーションの中、颯爽とダイヤモンドを走り抜けたイチローはダグアウトの手前で悠然と右手を上げて「サンキュー」とスタンドに挨拶した。

元同僚シーガーは万感「対戦相手のホームランを見るのは嫌」も…

 マリナーズの生え抜きで2011年にメジャーデビューを果たしたマリナーズのカイル・シーガー内野手も、三塁の守備位置から万感の思いで放物線を見守っていた。

「対戦相手のホームランを見るのは嫌なものなんだ。でも、あの瞬間は本当に特別だったよ。身震いしたよ。間違いなく、彼との対戦でもホームランは打ってほしくなかったけれど、彼がセーフコで本当に打ってしまった時には、ここで彼が成し遂げたことを考えると、完璧にスペシャルな野球の瞬間だったよ。この1試合とは比べものにならないぐらいに大きなものなんだ」

 記事によると、ルーキー時代に背中を追った偉大な先輩の一撃に、シーガーも感動を隠せない様子だったという。イチローにとってはセーフコ・フィールドで1240本目のヒットとなったが、マリナーズのファンのみならず、選手にとっても忘れられない一本となったようだ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:4/20(木) 19:54

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