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「知人から頼まれて現金を預かった」3億円持つ男ら発見、福岡空港 福岡強奪事件

西日本新聞 4/20(木) 23:22配信

 20日午後0時25分ごろ、福岡市中央区天神1丁目の駐車場で、東京都足立区の会社員男性(29)が男らに催涙スプレーのようなものを顔に吹き付けられ、銀行から引き出したばかりの現金約3億8400万円を奪われた。被害男性の説明では男は3人組とみられ、白いワンボックスカーで逃走した。福岡県警によると、被害男性は「引き出した金で金塊を買い付ける予定だった」と説明。県警は、現金を引き出すタイミングを狙った計画的犯行とみて、強盗致傷事件として、155人態勢の捜査本部を設置した。

⇒【動画】防犯カメラの映像に、急いで走り去る白いワンボックスカー

被害男性は出張で銀行には事前に現金を引き出すことを伝えていた

 一方、県警は同日夜、福岡空港国際線ターミナルで約3億円を所持した韓国人の男らを発見。出国しようとしていた。男らは「知人から頼まれて現金を預かった」との趣旨の話をしているという。

 県警によると、被害男性は「みずほ銀行福岡支店」で現金を引き出した直後、約50メートル離れた駐車場へ行き、現金が入った黒のスーツケースを車の後部座席に積み込もうとしたところ、背後からいきなり催涙スプレーをかけられて襲われた。男性は顔に軽いけが。

 男らは奪ったスーツケースを駐車場に止めていたワンボックスカーに積み込むと、出入り口のバーをへし折って逃走。周辺の複数の防犯カメラには、信号無視をしながら猛スピードで走るワンボックスカーが写っていた。

 被害男性は出張で18日から福岡市に来ており、銀行には事前に現金を引き出すことを伝えていたという。

 男のうち1人は30~40代で身長175センチくらい。細身で灰色の作業服の上下に、白いマスクを着用。もう1人は身長170~175センチで、がっちりした体格。黒っぽい服の上下に白いマスクをしていた。もう1人について、被害男性は「覚えていない」と話しているという。

 福岡市では昨年7月、JR博多駅付近で、貴金属買い取り店に運搬中の6億円相当の金塊が盗まれる事件が起きている。

 現場は、九州最大の繁華街・天神地区の一角。オフィスビルや商業施設が立ち並び、近くには福岡中央署や市役所がある。

=2017/04/21付 西日本新聞朝刊=

西日本新聞社

最終更新:4/21(金) 11:34

西日本新聞