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【MLB】イチロー際立つ勝負強さ、凱旋弾に指揮官脱帽「あれができるのはイチだけ」

4/20(木) 18:05配信

Full-Count

今季初マルチ&最終打席で一発、同僚も賛辞「見ることができて最高

 マーリンズのイチロー外野手は19日(日本時間20日)、敵地で行われたマリナーズ戦に「9番・ライト」で先発出場し、4打数2安打1本塁打1打点と活躍した。チームは5-10と敗れたが、43歳はかつて本拠地としてプレーしたセーフコ・フィールドで輝きを放ち、ファンを魅了した。そんな姿にマーリンズのドン・マッティングリー監督やチームメイトも脱帽している。地元紙「マイアミ・ヘラルド」電子版がレポートしている。

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 古巣凱旋試合の3連戦。第1戦で先発したイチローは3打数無安打に終わり、第2戦は出番なし。そして迎えた最終戦で今季初本塁打、初マルチと爆発した。9回先頭の第4打席で放った右中間へのソロ弾では「イチロー・コール」がやまず、スタンディングオベーションも沸き起こった。

 試合をレポートした「マイアミ・ヘラルド」紙はこの日3回4失点で降板したマーリンズ先発のボルケスのコメントを紹介。右腕は「彼はキングなんだよ。このスタジアムでここまで愛されている。このシリーズでずっと、観衆は彼に愛情を示していたと思うよ。彼の友人、チーム、そして、彼自身のために、今日ホームランを打ったのを見ることができて最高だ」と賛辞を贈っている。

イエリッチ「彼にとっては当たり前」

 また同紙は「彼がホームランを放った時に、マーリンズのチームメートは誰も驚かなかった」とレポートし、チームメイトのイエリッチも「彼にとっては当り前さ。ああいった場面で、彼が他に何をすると言うんだい?」と語ったという。

 一方、マッティングリー監督にとっても敗戦の中で唯一笑顔を見せることができる瞬間だったようだ。本塁打を予想していたかと問われた指揮官は「ノーだ。あれを見ることができて、本当に興味深いよ。(あれができるのは)イチだけなんだよ。わかるかい? すごくクールだよね」と称賛したという。

 2001年の渡米以降、17年連続となる本塁打を記念すべき試合で放ったイチロー。今季はこの試合前まで打率.067と低迷しており、その勝負強さが一層、際立つ形となった。

 イチローはこの日の2安打でメジャー通算3033安打となり、歴代24位のロッド・カルー(3053本)まで残り「20」となった。またここまで11試合の出場で19打数3安打、打率.158となっている。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:4/20(木) 19:54
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