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古い農具体験で労知る 昭和の暮らし再現も 横浜赤レンガ倉庫

4/20(木) 8:12配信

カナロコ by 神奈川新聞

 神奈川県横浜市中区の横浜赤レンガ倉庫1号館で、古い農機具などに触れられるイベントが開かれている。昭和30年代の暮らしを再現したコーナーも設けられ、人気を集めている。24日まで。

 市内農業もPRする「第33回全国都市緑化よこはまフェア」の一環。農業の歴史を知り、大切さを再認識する狙いで企画された。

 千歯こきや唐箕(とうみ)など、古い農機具や生活用品約30点を展示。千葉県から高校の校外学習で訪れた生徒(16)は石臼をひきながら、「思った以上に力が必要。昔の人たちが大変な思いをしていたことがよく分かった」と話していた。

 昨年、市立新鶴見小学校(鶴見区)敷地内に歴史資料室を開設した鴨志田潔さん(71)=同区=らが展示品を持ち込んだ。鴨志田さんは「時代とともに農作業の仕方は変わる。生きていく上で大切な食料が、苦労して作られていることを知ってほしい」と話した。

 ちゃぶ台の上には当時出版された雑誌が置かれ、黒電話もある。古いアイロンやかつて鶴見川周辺で盛んに造られたレンガも並び、来場者は手にしながら興味深そうに眺めていた。

 入場無料。午前10時~午後5時。問い合わせは、緑化フェア事務局電話050(5548)8686。