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公民館有料化に反対署名 相模原、市民ら1万6千筆提出

カナロコ by 神奈川新聞 4/20(木) 9:18配信

 神奈川県相模原市が検討している公民館の有料化を巡り、市内の住民グループが19日、反対の署名1万6971人分を市生涯学習課へ提出した。昨年12月からことし3月末までに集めた第1弾としており、「一度有料化すれば、さらに値上げされる恐れがある。団体によって利用料の減免制度を導入しても、市民を分断することになる」と無料の継続を訴えている。

無料継続求め要望書も

 署名を提出したのは医療生協や公民館利用者などで組織する「さがみはらの宝 みんなの公民館を守る会」。共同代表の中屋重勝さん(神奈川北央医療生活協同組合理事長)ら8人が市を訪れ、藤田知正生涯学習課長に手渡した。中屋さんらは「お金を払わないと使えない制度はやめるべきだ」と無料で利用できる現状の維持を要望。藤田課長は「公民館を大事にしたいのは私たちも同じ。(有料化により)持続可能な施設運営をしていきたい」と応えた。

 もう1人の共同代表の長田宏治さんは、城山公民館(同市緑区)の油絵や水彩画を描くサークル「しろやま絵画」で活動しており、「健康づくりやコミュニティー形成に利用され、現在の日本で欠けている部分を補う存在。(有料化ではなく)大勢に来てもらう仕組みを考えるべきだ」と訴えている。

 市は公民館利用者が経費の一部を負担することにより、公平性の確保や持続可能な施設運営を図ろうと、有料化を検討。ことし7月ごろまでに関係団体へ減免措置などを説明した上で、市議会9月定例会議に改正条例案を提案する意向だ。

最終更新:4/20(木) 9:18

カナロコ by 神奈川新聞