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マニアなコラボ多数、京都岡崎音楽祭

4/20(木) 13:00配信

Lmaga.jp

昨年より始動した、平安神宮、劇場、美術館、公園、動物園、琵琶湖疎水などを有する京都の文化ゾーン「岡崎」を舞台に、音楽、アート、舞踏、伝統芸能など、さまざまなジャンルの表現の回遊(ループ)を楽しめるイベント『京都岡崎音楽祭 KYOTO OKAZAKI LOOPS』。今年も6月10日・11日の2日間にわたって開催される。

【写真】ほかプログラム関連写真

メイン会場となる「ロームシアター京都」(京都市左京区)では、前回の公演で存在感を発揮した京都出身の音楽家・高木正勝と、「京都市交響楽団」の満を持してのコラボレーションが実現。高木が音楽を手掛けた細田守監督作品の映画『おおかみこどもの雨と雪』『バケモノの子』の楽曲を、アン・サリーをゲストに迎え、高木のピアノとオーケストラ演奏で披露する。そして、2016年のミュージックシーンに踊り出たAimer(エメ)も昨年に続いて登場。気鋭のクリエイター集団・agehasprings(アゲハスプリングス)のプロデュースのもと、自身の音楽とワールドミュージックとの交点を求めるステージを繰り広げる。

また、ジャズやロック、ラテン、フォーク、歌謡曲など、さまざまなルーツが混在する圧倒的パフォーマンスで、日本はもとより世界中で絶大な評価を集めるバンド・渋さ知らズが、今回はミュージシャンとダンサー総勢30名のメンバーによるスペシャルバージョン「渋さ知らズオーケストラ」で登場。舞踏、美術、映像、照明、音響などの表現が同時多発的におこなわれ、渾然一体となりながら大きな高揚を生み出してゆく、祝祭感あふれるステージは体験必至だ。

ほかにも、尾崎裕哉、シンリズム、山内総一郎(フジファブリック)による弾き語り『FM802 ヒトリの夕べ』、閉館後の「京都府立図書館」にて、最小限の音響機材で音楽を楽しむ演奏会、作家・平野啓一郎と世界的ギタリスト・福田進一による朗読会×ギターコンサート、京都在住のDJ・沖野修也によるDJラウンジ、アナウンサーたちによる、日本伝統の和歌を現代化した物語の朗読劇、世界照明探偵団によるライトアップ・・・など、このイベントならではのクロスオーバーなコラボレーションがずらり。

こんなに独創的でクリエイティビティに満ちたフェスは、おそらく伝統と革新の町、京都でしかあり得ない。ただ単に著名アーティストがいっぱい出るだけの音楽フェスは食傷気味・・・という人はもちろん、世界中のマニアックな事象がネットでリアルに体験できてしまう時代だからこそ、ここでしか出会えないライブな刺激を体感しにいこう。4月29日より、『ヒトリの夕べ』などのチケット発売が開始される。

文/井口啓子

最終更新:4/20(木) 13:00
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