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大きな「命」、文字見て大切さ心に…事故を追悼

読売新聞 4/20(木) 9:01配信

 乗客106人が亡くなったJR福知山線脱線事故から25日で12年となるのを前に、事故現場近くの兵庫県尼崎市の畑に、大根の花でかたどった「命」の文字が浮かび上がった。

 畑は事故現場の南西約300メートルにあり、同線の電車から見える。近くの農業松本三千男さん(81)が犠牲者を追悼するため、2009年から「命」の字形になるよう種をまいている。

 花は満開で、この日はJR西日本の運転士や地元住民らが周囲の雑草を刈り取り、字がより鮮明に。男性運転士(56)は「多くの命を預かっていることを改めて心に刻みました」と話していた。

 長女(当時40歳)を亡くした大阪市城東区の女性(77)は作業を見守り、「文字を見た人に事故の悲惨さや、命の大切さを考えてほしい」と願っていた。

最終更新:4/20(木) 9:17

読売新聞