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ブランパン:週末に2017年初戦迎えるブノワ・トレルイエ「今いるべき場所はGTレース」

4/20(木) 14:29配信

オートスポーツweb

 2017年、ブランパンGTのエンデュランスカップに参戦するブノワ・トレルイエが、4月22~23日にイタリア・モンツァで行われるエンデュランスカップ第1ラウンドに向けて意気込みを語った。

【写真】ベルジャン・アウディクラブ・チームWRTがテストで走らせたアウディR8 LMS

 2012年からアウディのワークスドライバーとしてWEC世界耐久選手権を戦ってきたトレルイエだが、アウディが2016年限りでシリーズ撤退を決めたことで、その動向に注目が集まった。

 そのトレルイエは、欧州で人気を博すブランパンGTシリーズのエンデュランスカップに強豪ベルジャン・アウディクラブ・チームWRTから参戦する。

「これまで日本のスーパーGTで戦ってきた経験もあるし、ヨーロッパではアウディR8でGTカーレースを戦ったことがある」とトレルイエ。

「WRTのアウディR8 LMSはドライブしていて本当に楽しいし、以前に抱いていた不安も消えたよ。つい先日行ったテストでも好感触を掴んでいるし、なによりもサーキットを走ることが楽しいんだ」

「何が起きても、僕が今いるべき場所はGTレースなんだ。幸運なことに、僕は今もアウディチームの一員として活動している。彼らとはこれまで素晴らしい経験をしてきたから、今年もいい思い出を作りたいね」

 今年所属するWRTについて、トレルイエは「素晴らしく組織されたチーム」と述べている。

「僕はこれまでWECに参戦しているなかで最高のチームのひとつであるアウディスポーツ・チームヨーストにいた。だから、ある程度のクオリティダウンは覚悟していたんだ」

「しかし、それは杞憂だった。WRTはアウディスポーツ・チームヨーストと同じくプロフェッショナルな集団なんだ」

「チームの雰囲気も友好的で、ヨーストとまったく変わらない。唯一違うのはスタッフ全員がフランス語を話すことだけど、僕にとってはボーナスみたいなものだよ!」

■「GTレースでは“アタック”は文字通り全開アタックになる」

 エンデュランスカップでトレルイエとともに6号車アウディをドライブするのは、ナタナエル・バセロン、ステファン・ルケルミのふたり。ともに27歳の若手ドライバーだ。

 チームメイトについて、トレルイエは「速いドライバーであり、とてもフレンドリー」と評した。

「彼らに僕の経験を伝えられることが嬉しい。僕が若かった時も、(先輩ドライバーから)いろいろなことを教わったし、彼らにも僕がこれまで経験してきたノウハウを喜んで教えるよ」

「ナタナエルとステファンのふたりはGP2時代から親友だったようだ。“ナット”(ナタナエル・バセロン)とはオフシーズンに参加したアンドロス・トロフィーでチームメイトだったからよく知っている」

「ステファンのことは、まだあまり知らないけど、WECではいい走りをしていた印象がある。僕たちは最強のトリオになるはずだ」

「2017年シーズンは、レースを楽しみながら限界までプッシュしたい。LMP1では搭載しているテクノロジーの関係から、ドライバーのスキルが100%マシンパフォーマンスに影響することはなかった」

「しかし、GTレースでは“アタック”は文字通り、全開アタックを意味するんだ」

 なお、トレルイエはブランパンGTでの活動と並行して、4月28~30日に開幕するイタリアGT選手権にも参戦。アウディスポーツ・イタリアのアウディR8 LMSをドライブする。

[オートスポーツweb ]