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ICTで観光案内充実 都の有識者会議、素案発表

産経新聞 4/21(金) 7:55配信

 ICT(情報通信技術)を活用した東京の将来像を検討する都の有識者会議「ICT先進都市・東京のあり方懇談会」の第3回会合が20日、開かれた。外国人旅行者向けに街頭の案内板とスマートフォンを連動させた観光情報発信の多言語化などを盛り込んだ提言の素案が発表された。素案への委員の意見を募り、来月に最終案をまとめる。

 素案はこれまでの議論を踏まえ作成。ICTを活用し公的機関や民間、住民が情報を共有することで低コストで都市サービスの向上につながるとし、テーマごとに課題と解決の方向性を指摘している。

 素案のうち、「東京の魅力の増大」では増加する外国人観光客向けに街頭の案内板にスマホをかざせば内容が外国語に翻訳される仕組みを提言。仕組みの活用で、視覚障害者や車いす利用者に目的地まで段差のないルートを案内することも可能としている。

 「大都市東京の課題解決」では、海外の先行事例を紹介。米国では道路の陥没や信号機故障に気づいた住民らがスマホを使って専用のサイトに情報を提供。管理者が把握できるだけでなく、住民も問題発生地を迂回(うかい)できるなどのメリットがあるとしている。

 小池百合子知事は会合で「ICTの活用を都庁から進めたい」と述べた。

最終更新:4/21(金) 7:55

産経新聞