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〔米株式〕NYダウ、大幅反発=米企業決算を好感(20日)☆差替

時事通信 4/21(金) 6:00配信

 【ニューヨーク時事】20日のニューヨーク株式相場は、米企業決算を好感した買いが広がり、大幅反発した。優良株で構成するダウ工業株30種平均は前日終値比174.22ドル高の2万0578.71ドルで終了した。ハイテク株中心のナスダック総合指数は同53.75ポイント高の5916.78と、14営業日ぶりに史上最高値を更新して取引を終えた。
 ニューヨーク証券取引所の出来高は前日比4484万株増の8億6609万株。
 20日の米株相場をけん引したのは、ダウ構成銘柄でもある米クレジットカード大手アメリカン・エキスプレス(アメックス)。19日夕に発表した2017年1~3月期決算は減収減益だったものの、1株当たり利益は市場予想平均を上回ったほか、コスト削減、進展への期待感から同社株は急伸した。
 今週に入って本格化している米主要企業の2017年1~3月期決算の発表だが、調査会社トムソン・ロイターによると、主要企業の純利益は前年同期比11.1%増と2ケタ増益が見込まれている。すでに発表を終えたJPモルガン・チェースなど金融大手は総じて好調な決算だったこともあり、米企業業績への先行き期待から20日は、幅広い銘柄に買いが入った。
 一方、3月下旬の医療保険制度改革(オバマケア)見直しのとん挫を受け、トランプ政権の政策実行力への不安が米株価の重しとなってきた。しかし、ムニューシン財務長官は20日、税制改革案を「極めて近いうちに」提示すると表明。市場で消えかけていた法人税減税の早期実現への望みが高まり、株価上昇を後押しした。
 また、警戒されている今週末23日のフランス大統領選第1回投票に関しても「世論調査で中道系独立候補のマクロン氏のリードが報じられており、投資家心理が和らいだ」(準大手証券)という。
 個別銘柄(暫定値)では、アメックスが5.9%高、ウェルズ・ファーゴが2.6%高、バンク・オブ・アメリカが1.5%高。フォード・モーターが2.5%高、アップルが1.3%高だった。一方、ライト・エイドが2.7%安、ベライゾン・コミュニケーションズが1.1%安だった。

最終更新:4/21(金) 8:27

時事通信