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寄せて上げる♪イ・ボミ、今季初Vへ不調アプローチ改善/フジサンケイL

サンケイスポーツ 4/21(金) 7:00配信

 女子ゴルフの「第36回フジサンケイレディスクラシック」(サンケイスポーツなど主催)は21日に、静岡・川奈ホテルGC富士C(6367/6357ヤード、パー72)で開幕する。2季連続賞金女王のイ・ボミ(28)=韓国=は大会4度目の挑戦。今季、不振が続くアプローチを重点的に練習し、調子は右肩上がり。「寄せて(スコアを)上げる」をテーマに大好きな川奈で初の頂点を狙う。20日はプロアマ戦が行われた。

 メリハリボディーが浮き出るような白と黒のウエアに身を包んだイ・ボミ。絶対女王の風格を漂わせ、真剣な表情でコースを確認した。

 「富士山を見ながら、海を見ながら楽しくゴルフができれば。ここ(川奈)はパー5でバーディーをとることが大事」

 優勝争いを演じた2015年大会(2位)と昨年大会(4位)はパー5でバーディーを量産。だが、今季のイ・ボミはアプローチに悩んでいる。パー5の平均スコアは、昨年の6位(4・7542)から14位(4・7833)と“らしく”ない。3月の「アクサレディス」では、約3年4カ月ぶりに予選落ちを喫した。だが今回、川奈特有の風を逆手に取って入念な準備をした。

 最大瞬間風速24・1メートルの強風が吹き荒れた前日19日はウエッジとパターを持って、グリーン周りのみの調整。4ホールで切り上げた。その分、練習場で距離感を合わせるアプローチ練習を繰り返した。清水重憲キャディー(42)は「ボギーを打たないことが彼女の強みだけど、(これまで)イージーミスが多かった。感覚の問題なので練習して修正した」と従来の大会前よりも時間を割き、『寄せて(スコアを)上げる』イメージをふくらませた。

 普段なら各大会前に計1・5ラウンドを回るが、今回はこの日のプロアマ戦のみの1ラウンド。それでもイ・ボミは「問題ない。コースはほとんど頭に入っている。調子は70%」。

 プロアマ戦中には、清水キャディーが本番を想定したピン位置に練習用のマーカーを置き、グリーン周りを確認。さらに、就寝前にピン位置や風向きなどが書かれたヤーデージブックを手に、頭の中でコースを回るイメージトレーニングを重ねるという。大会ゼネラルプロデューサーの戸張捷氏(71)が「試合のピン位置を想定して練習できるかが大事」と話すように今大会初の頂点に向けて準備は整った。

 「好きな大会のひとつなので優勝がほしい。まだ足りない部分があるけれど、(優勝を)目指して頑張る。一打一打、大事にしていきたい」

 4度目の舞台。賞金女王が難攻不落の川奈に立ち向かう。

最終更新:4/21(金) 14:50

サンケイスポーツ