ここから本文です

【タイ】やよい軒が5年でタイ店舗倍増、首位視野に

NNA 4/21(金) 11:30配信

 タイの外食チェーン、MKレストラン・グループは、日本食レストラン「やよい軒」のタイ店舗数を向こう5年で約2倍の300店舗に増やす。現在は定食を売りとする日本食レストラン業界で2位につけており、地方の店舗網の拡充でトップを追い抜く方針だ。
 同社は日本の同業プレナスからやよい軒のフランチャイズ(FC)権を取得しており、同チェーン店の海外店のうち9割近くを担う大黒柱となっている。タイ店舗数は今年3月末時点で159店舗。今年以降は出店ペースを加速させ、毎年20~25店舗オープンしていく予定で、2021年をめどに300店体制とする。
 今後の焦点は地方の店舗網の確立。現在は店舗数のうちバンコクが60%を占めるが、観光客が多い地方を中心にネットワークを拡充していく。主にバンコクで展開するデリバリーサービスも地方に広げていき、売上高に占める割合を足元の8%から年内に15%まで引き上げる。
 MKの日本食事業部門を担当するキティヤ氏は「300店舗を達成すれば首位になることも可能」との見解を示した。店舗数はタイ発の日本食レストラン「富士」がシェア40%で1位となっており、やよい軒は35%で2位。ともに客単価約200バーツ(約630円)の中価格帯をターゲットとしている。
 ■周辺国展開にも意欲
 タイは和食の人気が高い半面、競合がひしめく激戦区でもある。日系店舗では、流通大手セントラル・グループの傘下企業が「大戸屋」を展開しており、現在の約50店舗から20年に100店体制とする目標を掲げている。
 MKのソムチャイ最高執行責任者(COO)は「ベトナム市場も興味深い」と語った。やよい軒の東南アジア諸国連合(ASEAN)店はタイのほか、シンガポールとフィリピンのみ。タイ周辺国でもFC展開していきたい考えを示した。

最終更新:5/11(木) 21:15

NNA