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自分がなりたい姿とは違うけど、今の形にどっぷりハマってしまったアイドルを分析【ワタシはコレでデキている 後編】

M-ON!Press(エムオンプレス) 4/21(金) 12:51配信

Maison book girl

Maison book girlの井上 唯と和田 輪にそれぞれを形成するうえで欠かせない“コレ”を聞いていく、インタビュー企画「ワタシはコレでデキている」。後編はシャイガールな和田 輪を探っていく。

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【Maison book girl 和田 輪の「ワタシはコレでデキている」】

■ヤマハ音楽教室…10%

和田 輪 物心ついたときからCMでおなじみのヤマハ音楽教室に通ってエレクトーンを学び、そのあとにピアノも習いました。そのときにかなり耳が鍛えられたので、人よりもちょっと耳は良いかなと思っています。ブクガ(Maison book girl)としてパフォーマンスをするうえで、音楽をやっていて良かったなと思いますね。

井上 唯 グループレッスンだったの?

和田 最初はグループで、個人レッスンでピアノを習っていましたね。楽しかったのは、歌やエレクトーンのアンサンブル大会で良いところまでいって、Zepp Sapporoでライブをやったことがあるんですよ。

井上 すげ~!

和田 すごいでしょ(笑)。あと、中学校に入るか入らないかのときに、ずっと弾きたかったショパンの「幻想即興曲」を最終的に弾けたのがうれしかったです。今は家に買って置いてあるキーボードが埃かぶっているんですけど、指が動かなくなるのはもったいないので、いつか弾き語りができたらいいな。

■幼馴染のア子ちゃん…10%

和田 家が近所で、小学生の頃から仲の良い友達で、美大に通うために上京するときも一緒だったんですけど、何も知らなかった私にサブカルを洗脳してきた人です(笑)。例えば、オタクカルチャーだったり、おすすめの音楽を教えてくれたりとか。

本当に思春期にこの子に会っていなかったら、私はこうなっていなかった、っていうぐらい影響力のある子です。

井上 和田を洗脳できるってことは、やっぱり特殊な人なの(笑)?

和田 そうなの。おじいちゃんが画家だし、私の知らないうちにDJをやっていたり、中学生ぐらいのときにロキノン系のバンドを薦めてくれたり、マルチネレコーズを教えてくれたり。

私はア子ちゃんが教えてくれた凛として時雨や、のちに影響を受けるアーバンギャルド、最近よく聴いているChocolat & Akitoみたいな男女ツインボーカルで、歌声に特徴のあるアーティストに惹かれる傾向にあって。自分のボーカルスタイルの理想でもあるんですよね。

井上 だから良いお声をしていらっしゃる!

和田 そうですか? ア子ちゃんは私が音楽にハマるきっかけであり、情報源です。でも本当に友達はア子ちゃんぐらいしかいないんですよ(笑)。

■夢眠ねむさん…15%

和田 私が高校生ぐらいのときにPOLYSICSやアーバンギャルドとかテクノ系のアーティストを聴いている時期があって、そのころに電波ソングの存在を知って衝撃を受けたのをきっかけに、でんぱ組.incさんのことを好きになりました。

特に夢眠ねむさんとは音楽の趣味が似たところがある気がして……私が渋谷系の音楽を知るきっかけになったのも夢眠ねむさんですし。すごく影響を受けた人ですね。もし、でんぱ組.incさんを知らなければ、地下を含めたアイドルシーンがあることも知らなかったので、私は今ここにたどり着いていないかもしれません。

井上 アイドル面での和田のスタートポイントだったんだ。

和田 そう! それまでアイドルという世界のことはまったくわからなかった。ア子ちゃんの影響で℃-uteを聴いていたぐらいで。

井上 ア子ちゃん、めちゃめちゃオールマイティ(笑)。

和田 そうなの、めっちゃすごいの、あの子(笑)。

■アイドルネッサンスさん…15%

和田 今現在、私の心の支えになっているアイドルグループです。アイドルネッサンスには石野理子さんという人がいるんですけど、彼女の声が大好きなんですよ。好きな歌声男性部門、第1位が草野マサムネさん(スピッツ)なら、女性部門第1位は石野理子さんです。

少年と少女の間みたいな声で、だけど芯がちゃんと通っていて、いつ聴いても心に突き刺さる歌なんですよね。ボーカリストとしての理想です。

井上 ブクガとは対照的なイメージだよね?

和田 そう。アイドルネッサンスは純白な印象で、ブクガはダークなイメージ(笑)。自分がなりたいアイドル像とはちょっと違うんですよね……なれないし(笑)。自分自身ではアイドルに憧れた時期もあったんですけど、Maison book girlはそこじゃないなと。

アイドルという名前が付くのもあまりしっくりこないというか。アイドルという枠の中に納まらないところにポジションを置けたらいいなと思っています。

■Maison book girl…50%

和田  実際、生活のほとんどがブクガなので、50%どころじゃないかもしれません。私のすべての行動の根源がブクガなんですよ。

井上 今の生活、想像できた?

和田  あわよくば……と思っていた状態が今ですね(笑)。今は「もっといけるぞ!」という感じですけど。

昔から歌が好きで、小学生のときに合唱団で歌ったりしていたんですけど、人前に立ちたいというよりは歌や音楽を追及することで生きていけたらいいなと思っていたんです。だから偶然にもブクガと出会えたのは運命だったと思っています。

井上 ブクガに入って何か変わった?

和田 加入する2年ぐらい前は人とまったく話せなくて、人見知りどころの騒ぎじゃなかったんです(笑)。でもブクガに入って取材を受けたり、お客さんと話す機会がたくさんあったりで、ちゃんとしゃべれる人間になれました(笑)。友達がいない私にとって、ほぼ毎日顔を合わせているメンバーの存在も本当に大きいですね。

INTERVIEW & TEXT BY 恒川めぐみ

【ライブ情報】
Maison book girl「major 1st album『image』release tour 2017」
04/23(日)福岡・DRUM SON
04/29(土)北海道・札幌DUCE
05/04(木・祝)大阪・AMERICA-MURA FANJ-TWICE

major 1st album『image』release tour 2017 final
「Solitude HOTEL 3F」
05/09(火)東京・赤坂BLITZ

【プロフィール】
メゾンブックガール/矢川 葵、井上 唯、和田 輪、コショージメグミ。2014年11月始動。音楽家・サクライケンタが楽曲制作、総合プロデュースを行い、音楽のみならず、映画出演、ファッションブランドとのコラボレーションなど多岐にわたって活動を展開。2016年11月にシングル「river(cloudy irony)」でメジャーデビュー。

【リリース情報】
2017.04.05 ON SALE
ALBUM『image』
徳間ジャパンコミュニケーションズ

最終更新:4/21(金) 15:26

M-ON!Press(エムオンプレス)