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“聖地”のカーリング2チーム支援 五輪活躍願いサポーター発足 長野

産経新聞 4/21(金) 7:55配信

 いずれもカーリングの“聖地”たる軽井沢町に拠点を置く男子で2018(平成30)年の平昌冬季五輪出場を決めたSC軽井沢クラブと、女子で9月の五輪日本代表決定戦に挑む中部電力カーリング部をバックアップするための「サポーターズクラブNAGANO2018」が発足した。五輪へのアベック出場と健闘を願う県内の競技団体などが立ち上がった。支援金を募って活動を支えるとともに、競技の魅力を発信して応援機運を盛り上げていく考えだ。

 ◆アベック出場を

 19日夜、サポーターズクラブの設立総会とキックオフを兼ねた両チームによる今季の報告会が同町内で開かれた。会場は「ぜひアベック出場を果たし、メダルを持ち帰ってほしい」と熱い声援と拍手に包まれた。

 同クラブは県カーリング協会や軽井沢カーリングクラブ、みよたカーリングクラブ、同町の関係団体などで構成する。期待を背負う男女両チームへのスポンサーを募るほか、PRグッズの作成、激励会・壮行会の開催、観戦ツアーの企画、応援団の派遣助成なども展開していく計画だ。

 報告会には両チームの選手や家族、関係者ら約90人が出席した。あいさつでSC軽井沢クの両角友佑(ゆうすけ)(32)は「町内を歩いていて声をかけていただき、とてもうれしく思う。10カ月後の平昌、その4年後も五輪に出場するつもりなので応援してほしい」と力強く抱負を語った。

 五輪切符をかけた大舞台を控える中電の清水絵美(26)は、「2月の日本選手権で優勝することができたのはみなさんの応援のおかげ。まだ道のりはあるけれど、絶対に五輪出場を決めたい」と誓った。

 ◆軽井沢町民の夢

 サポーターズクラブ会長に就任した前町長で県カーリング協会の佐藤雅義前会長(79)は「1998(平成10)年の長野冬季五輪でカーリングが初めて正式種目に採用され、軽井沢を会場に大きな盛り上がりを見せた。五輪は町民みんなの夢だ。頑張ってメダルを下げて軽井沢に帰ってきてほしい」と激励した。

 発起人の一人で同協会の藤巻正理事長(57)は報告会後、「選手らの頑張りをどのように支えるのがいいのか模索する中で発足を決めた。応援の輪を町内だけでなく県内、全国に広げ、カーリングという競技に関心を持つ人を増やしたい」と語った。

 サポーターズクラブは、発足と同時にサポーター登録の募集を始めた。支援金は個人が1口2千円、法人が同1万円で受け付けている。登録されると応援観戦ツアーなどの情報が優先的に提供される。問い合わせは、事務局の県カーリング協会(電)0267・45・0039。

最終更新:4/21(金) 7:55

産経新聞