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〔東京外為〕ドル、109円台前半=米株高や税制改革期待で上昇(21日午前9時)

時事通信 4/21(金) 9:30配信

 21日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、米国の株高や税制改革期待などを受けて、1ドル=109円台前半に上昇している。午前9時現在、109円38~38銭と前日(午後5時、109円00~00銭)比38銭のドル高・円安。
 前日の海外市場では、欧州時間は手掛かり材料が乏しく、109円前後で推移した。米国時間の序盤は米長期金利の上昇を眺めて、109円40銭台に上伸。中盤はムニューシン米財務長官の発言などを受け、109円50銭近くに強含んだ。終盤は米株の伸び悩みや米金利の上昇一服を映して109円20~30銭台へ軟化。東京市場の早朝はやや買われ、109円40銭前後で取引されている。
 ドル円は、米株高やムニューシン長官が「税制改革案を『極めて近いうちに』提示する」と表明したことなどに支援されたが、仏大統領選や北朝鮮情勢の不透明感から、109円台半ばでは上値が重くなった。
 23日に仏大統領選の第1回投票が実施される。「最新の世論調査では中道系独立候補のマクロン前経済相がリードしているが、EU離脱を唱える極右政党・国民戦線のルペン党首、急進左派・左翼党のメランション元共同党首の2人が決選投票に進むことへの警戒感も根強い」(FX会社)状況だ。投票結果を見極めるまでは積極的に動きにくく、「ドル円はポジション調整にとどまる」(国内銀行)とみられている。
 ユーロは対円でいってこい、対ドルは軟化。ユーロドルは仏大統領選でマクロン氏優位との見方からいったん買われたが、その後は米税制改革期待などによるユーロ売り・ドル買いに圧迫された。午前9時現在、1ユーロ=117円19~20銭(前日午後5時、117円15~17銭)、対ドルでは1.0713~0713ドル(1.0748~0748ドル)。

最終更新:4/21(金) 11:27

時事通信