ここから本文です

<パリ>シャンゼリゼ通りで銃撃、警察官ら4人死傷

毎日新聞 4/21(金) 7:49配信

 【パリ賀有勇】20日午後9時(日本時間21日午前4時)ごろ、パリのシャンゼリゼ通りで、男が警察官に向けて発砲し、警察官1人が死亡し、2人が重傷を負った。通行人1人もけがをした。容疑者は警察の銃撃で死亡した。オランド仏大統領はテロ事件との見方を示し、仏検察の対テロ部門が捜査を始めた。

【写真特集】警備する警察、騒然とする現場

 フランスは大統領選の第1回投票を23日に控え、全土で厳戒態勢が敷かれていた。

 仏検察のモランス検事によると、男は車で警察車両付近に乗り付け、警察官に発砲し3人を死傷させた。通行人の外国人女性1人もけがをした。在フランス日本大使館によると、日本人が巻き込まれたとの情報はないという。

 事件を受けて観光名所であるシャンゼリゼ通りは閉鎖され、治安当局が観光客を避難させた。共犯者1人が逃走したとの報道もあるが、モランス検事は共犯の有無については「捜査中」と述べ、明らかにしなかった。

 AFP通信によると、射殺された容疑者は警察官に危害を加える可能性があるとして捜査対象となっており、捜査当局が事件後、パリ郊外の容疑者の自宅の捜索を行った。

 オランド大統領は20日夜、事件がテロとの見方を示した上で、「大統領選に関して最大限の警戒をしなければならない」と述べた。

最終更新:4/22(土) 14:26

毎日新聞