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太陽光パネル製造販売のZEN POWERが倒産、FIT開始以降3番目の大型倒産に

4/21(金) 9:10配信

スマートジャパン

 福岡市博多区に本拠を置く太陽光パネル製造・販売のZEN POWERは、2017年4月5日に福岡地裁から破産開始決定を受けた。負債総額は約52億円としている。東京商工リサーチによると太陽光関連としては九州・沖縄で過去最大の倒産、再生可能エネルギーの固定価格買取制度(FIT)開始以降では3番目の大型倒産になる。

 ZEN POWERは2005年12月に設立。当初はエスシパワの商号だったが、2013年10月に現商号に変更し、太陽光モジュールの製造販売を開始した。日本製を強みに国内および海外向けに販売し、業績ピークとなる2014年12月期には約74億円の売上を計上していた。

 しかし、大口取引先だったドイツの企業に多額の不良債権が発生したことで資金繰りが悪化。さらに欧州での太陽光モジュール価格の下落、国内での再生可能エネルギー買取価格の引き下げなど太陽光市況が急激に悪化した影響により、2015年12月期の売上高は約5500万円まで減少。同期末までに社員を解雇し、事実上の事業停止に追い込まれていた。

 東京商工リサーチは4月6日に2016年度における太陽光関連事業者の倒産状況を発表している。調査結果によると、2016年度の倒産件数は前年同期比11.5%増の68件となった。過去最高を記録した2015年度の61件を7件上回り、倒産のペースは加速している。

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