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55位発進の石川遼 父・勝美氏に聞いた「今後」どうする?

日刊ゲンダイDIGITAL 4/21(金) 12:45配信

【バレロテキサスオープン】

 ここ3戦連続予選落ちの石川遼(25)が、3年ぶりに出場した今大会。

 初日は5バーディー、4ボギーの71で回り1アンダー55位発進だった。

 今季は公傷制度を利用して20試合に出場でき13戦目。シード獲得には昨季ポイントランク125位(454ポイント)以上がラインになり、腰のケガでツアーを離脱する前に55ポイントを稼いでいるために399ポイントがノルマになる。しかし今季12試合で稼いだのは135ポイント(ランク136位)に過ぎない。

 賞金額による出場チャンスも残されるが、いずれにしろ何度か優勝争いに絡まない限り、厳しい状況にあるのは間違いない。あと8試合あるとみるべきなのか、あと8試合しかないとみるべきなのか、判断が難しいところだ。

■「腰が痛いというトラウマが消えた」

 今後どうするのか父親の石川勝美氏に聞いた。

「一ファンとしては日本ツアーでやってもらいたい。(ツアーの)半分ぐらいには出て欲しいと思っている。(来季の)シードを落とすことになれば、本人もそこで考えるでしょう。プロゴルファーはお客さんの前でゴルフをし、力を発揮して優勝するのが最大の目標。それはどこでやっても同じ。ただ最高のステージは米PGAツアーであり、そこで遼がやりたいというのはやむを得ない。腰を痛めて昨年8月から復帰してゴルフが良くない。私から見たらひどいゴルフ。腰が痛くならないようなスイングをして国内で成績を出したけど、それではダメだと頑張っている。今、やっと腰が痛いというトラウマが消えた。万全の態勢で自分の能力を100%出せるようにならないと、日本でも米国でも通用しませんよ」

 プロゴルファーを評価する目安のひとつに世界ランクがある。石川は現在123位だ。高ポイント獲得試合ベスト20は日本ツアー17試合、米ツアー3試合。日本で活躍して史上最年少で賞金王に輝いた2009年の11月29日には、自身最高の29位につけたことがある。日本で世界ランクを上げてメジャーに挑戦するという手段もあるはずだ。

 ゴルフライターの久保田千春氏が、「一発はまればシードのチャンスはまだ十分にある。しかしシードが取れなくなった時に、下部ツアーとの入れ替え戦に行くのか行かないのかが、今後の目安になる」とこう続ける。

「遼自身も、お父さんが日本でやって欲しいという思いを十分に知っている。シードが取れなかったら日本ツアー専念にスパッと切り替えることもある。日本で世界ランクを上げてスポット参戦の計画も出てくる。すでに米ツアーで何年も戦って、コースも芝も雰囲気もわかっている。そういった意味では日本ツアー復帰という選択肢も出てくるでしょう」

 日本ツアーはスター選手不在で盛り上がりに欠ける。遼カムバックを期待する声が大きくなっているのは事実だ。

最終更新:4/21(金) 12:45

日刊ゲンダイDIGITAL