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三原舞依、憧れ真央さんに「少しでも近づけるように」歴代3位の72・10点

スポーツ報知 4/21(金) 6:07配信

◆フィギュアスケート 国別対抗戦 第1日▽女子SP(20日、東京・代々木第一体育館)

 女子SPは三原舞依(17)=神戸ポートアイランドク=が浅田真央、宮原知子に次ぐ日本歴代3位の72・10点で3位。樋口新葉(わかば、16)=東京・日本橋女学館高=も自己ベストの71・41点で5位に入った。

 最後の3回転フリップを踏み切る直前、三原は会場の緊張感を一身に感じていた。3月の世界選手権、ノーミスまで残り5秒の場面で転倒した因縁のジャンプだ。流れるように降りると左の拳を握りしめた。「世界選手権の失敗を、ここで挽回しようと思ってたくさん練習してきた」。自己ベストを3・62点更新する72・10点は、浅田真央、宮原知子に次ぐ日本人歴代3位の高得点だった。

 世界選手権後の“フリップ特訓”が実った。曲の終盤のステップから3回転フリップまでの流れを、何度も繰り返した。連続で何回成功できるか。自分への挑戦だった。ところが終わらない。ある日は15回連続で成功させた。「練習中は世界選手権中の失敗がどうしても頭に残ってしまった」という不安を、跳んで跳んで振り払った。

 冒頭のルッツ―トウループの連続3回転ジャンプを成功させると、笑顔がこぼれた。「70点を目標にしていたけど72点も出て、まさかこんな点数が出るとは」。課題としていたステップでも最高評価のレベル4を獲得。3つのスピンもすべてレベル4をそろえ「オール4は今季初めて。最後の最後に取れてうれしい」と喜んだ。

 浅田真央さんに憧れてスケートを始めた。引退発表があった10日の夜は、涙が止まらなかった。「もう一緒に滑れないんだ」。思えば思うほど、眠れなかった。「これからもずっと憧れの選手。少しでも近づけるように頑張りたい」。そう話していた直後の試合で、会心の演技を披露した。(高木 恵)

最終更新:4/21(金) 6:07

スポーツ報知