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韓経:ベトナムで「フルーツ韓流」…韓国食資材が世界へ

中央日報日本語版 4/21(金) 11:27配信

熱帯フルーツが並ぶベトナムの大型マート「SATRA」の果物コーナー。昨年末からここでは居昌(コチャン)のリンゴや梨など韓国産の果物が販売されている。「プレミアムフルーツ」に分類される韓国産の果物は値段が高いが、甘くて質が良いため人気がある。これを供給しているのはCJフレッシュウェイだ。

CJフレッシュウェイは100兆ウォン(約9兆6000億円)規模の国内食材流通市場でトップの企業だ。昨年の売上高2兆3279億ウォンのうち食資材流通の比率が80%を超える。最近は団体給食や海外事業にも力を注いでいる。2012年に業界で初めてベトナム市場に進出し、昨年の売上高は200億ウォンだった。今年は現地で3倍の600億ウォンを目標にしている。

◆2万4000種類の食資材を世界へ

CJフレッシュウェイは1988年にサムイル農水産としてスタートした。企業間(B2B)食資材流通が産業として認識される前の1990年代後半、食資材流通市場に進出した。CJ第一製糖の団体給食事業を統合してCJフードシステムに看板を変え、2008年からCJフレッシュウェイという社名を使用している。現在はCJグループ食品事業の中枢の役割をしている。CJ第一製糖が加工食品を、CJフードビルが外食事業を担当するが、CJフレッシュウェイはこれらすべての源泉となる食資材を供給する。

食資材流通は農畜水産物から加工食品、厨房消耗品まで関連事業に必要なすべての材料と物品を運ぶ。CJフレッシュウェイが扱う品目は約2万4000種類。一般食堂、ホテル、フランチャイズレストラン、食品代理店など計6600余カ所に納品している。

売上高の約13.6%を占める給食事業も順調だ。CJグループの団体給食事業から始まり、現在は病院、オフィス、リゾート、ゴルフ場、博物館など全国500カ所ほどで団体給食をしている。「団体給食の華」と呼ばれる病院治療食分野では業界1位だ。病院治療食は献立が一般給食に比べて難しく、各種衛生基準など守るべきことが多い。この分野で認められれば、他の市場に進出するのが相対的に容易だ。CJフレッシュウェイの関係者は「2012年に業界で初めて病院担当組織を構成し、政府の外国人患者向けメニュー開発にも参加するなど、病院治療食に対する専門性が認められている」と話した。

◆ベトナムに韓国料理シェフ派遣も

CJフレッシュウェイは海外事業も育成している。ベトナムではホーチミンを中心に10カ所の団体給食場を運営中だ。専門の栄養士・調理士を現地に派遣し、約800種類のメニューを出している。

ベトナムの年平均経済成長率は6%。国民所得と購買力の水準が上がり、外食と食資材事業も成長している。ベトナムの外食市場は年平均20%成長し、牛肉消費量も毎年37%増えている。CJフレッシュウェイのシェフのキム・ジサムさんは「韓流ブームで韓国料理文化への関心が大きい」と語った。

現地食資材流通事業も昨年から本格的に拡張している。ベトナム最大手外食企業「ゴールデンゲート」と年100億ウォン規模の契約を結び、同社が運営する約180店舗に輸入肉の供給を始めた。大型マートSATRAを運営するベトナム最大国営流通企業サイゴントレーディンググループには韓国産の果物を供給している。2月には水産物と果物、牛肉など1次商品の競争力を高めるため、チリに南米事務所を設置した。

※本記事の原文著作権は「韓国経済新聞社」にあり、中央日報日本語版で翻訳しサービスします。

最終更新:4/21(金) 11:27

中央日報日本語版