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【フローラS】ホウオウパフューム 持続力ではディープ参駒にヒケとらず

4/21(金) 21:33配信

東スポWeb

【フローラS(日曜=23日、東京芝2000メートル=3着までに5・21オークス優先出走権)新バージョンアップ作戦】桜花賞=ソウルスターリング、皐月賞=ファンディーナ…断然人気だった女傑候補の連敗で牡馬並みに混沌としてきた5・21オークス戦線。その重要トライアルのGIIが東京競馬場で行われる。新VU作戦の明石尚典記者は1月の寒竹賞のV時計、中身から実績上位のホウオウパフュームを◎に指名した。

 桜花賞で単勝1・4倍の圧倒的支持を集めたソウルスターリングがまさかの連逸。69年ぶりの牝馬による皐月賞制覇を狙ったファンディーナも牡馬の壁を乗り越えることができなかった。トップ2の敗戦で、にわかに風雲急を告げる牝馬クラシック戦線。頂上決戦に向けて新星誕生なるか、がトライアルに位置付けられる当レースのテーマも、例年通り出走馬の大半は1勝馬。ここをすんなりクリアできないようでは本番での好走など見えてこない。

 波乱決着の桜花賞はその実、阪神JFのワンツースリーが入れ替わっただけ。実績上位馬の優位は動かしがたいとみて手堅く2勝馬狙いといく。

 白羽の矢を立てたのが未勝利→500万下連勝のホウオウパフューム。根拠はズバリ、1中・寒竹賞で見せたパフォーマンスにある(別表参照)。Vタイム2分01秒5は中山金杯(2分00秒6)に次ぐ開催ナンバー2の好時計。同開催の1000万下(2分02秒3)、GIII京成杯(2分02秒5)を大きく上回っただけでもかなりの説得力を持つが、中身=レースラップにはそれ以上の価値を見いだすことができる。

 前後半5ハロン61秒3→60秒2はさほど目立つ数字ではないものの、後半5ハロンはゴールまでハロンラップを徐々に上げていく加速型。5ハロン通過62秒5&61秒6とより落ち着いた前半ラップを刻んだ1000万下&京成杯の後半5ハロンラップと比べれば、中身の濃さは寒竹賞の方が一枚も二枚も上。0秒9退けた8着ジュニエーブルが続く京成杯で0秒2差4着も納得の好ラップだ。

 デビュー3戦のラスト2ハロンラップ(合計)は新馬=22秒4、未勝利=22秒8、寒竹賞=23秒3。22秒台から23秒台前半の争いで自身の上がり3ハロン順位は3、2、1なら瞬発力レベルの担保には十分。一瞬の切れ味ではディープインパクト産駒に見劣りしようとも、持続力ではヒケを取るまい。

 初の重賞挑戦とはいえ、ほとんどが1勝の格下馬。3連勝の余勢を駆って樫の大舞台へ駒を進める公算大とみている。

最終更新:4/21(金) 21:33
東スポWeb

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