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南極望遠鏡のカメラ開発へ 筑波大がクラウドファンディング 茨城

産経新聞 4/21(金) 7:55配信

 筑波大(つくば市天王台)の宇宙観測グループは、「南極望遠鏡」建設プロジェクトに向けた最先端の広視野超伝導電波カメラを開発するため、インターネットで寄付を募るクラウドファンディングを開始した。6月30日までで目標金額は1千万円としている。

 同グループは、最高の天文観測環境である南極内陸部の高原地帯に、口径10メートルの電波望遠鏡を建設する「南極10メートルテラヘルツ望遠鏡計画」を立ち上げ、目に見えない「暗黒銀河」を探査し宇宙と銀河の謎を解明することを目標としている。

 望遠鏡に搭載する広視野超伝導電波カメラの開発は実験室での試作には成功しており、現在は実際の観測に使用できる実機の開発を続けている段階。今秋までに1号機を製作し、国立天文台野辺山45メートル電波望遠鏡(長野県)で冬季に試験観測を行う。その後、改良を加え、30年度冬には本格的に銀河や天の川などの観測を開始し、最終的に南極10メートルテラヘルツ望遠鏡に搭載することを目指している。

 期間内に目標金額に到達しなかった場合は支援者に全額返金する。詳細はホームページ(https://readyfor.jp/projects/antarctic-telescope)。

最終更新:4/21(金) 7:55

産経新聞