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ドルトムント香川、バス爆破乗り越えたが4強の壁超えられず

スポーツ報知 4/21(金) 6:08配信

◆欧州CL ▽準々決勝第2戦 ASモナコ3-1ドルトムント(19日、モナコ)

 【モナコ19日=小川由紀子】日本代表MF香川真司のドルトムント(ドイツ)は敵地でASモナコ(フランス)に1―3で敗れ、2戦合計3―6で敗退した。香川は攻撃的MFでフル出場も、これで日本選手が所属するチームは全て姿を消した。ユベントス(イタリア)は2大会ぶりの優勝を狙ったバルセロナ(スペイン)とアウェーで0―0と引き分け、2戦合計3―0で4強に進んだ。準決勝の組み合わせ抽選は21日に行われる。

 敗退が決まると、香川は両膝に手をついた。マンチェスターU時代の13~14年と同じ8強止まり。自身初のベスト4に届かず「もう一つ上に行くには、技術的にもフィジカル的にも、もう一歩成長していかないといけない」と完敗を受け入れた。

 11日のASモナコとの第1戦前、ドルトムントでチームバスが爆破される事件が起き、DFバルトラが右手首を骨折。延期となった第1戦(12日)で香川は1得点1アシストと活躍しながら2―3で敗れた。「(この日)2―0で勝ち抜けるとは思っていなかった。3点が必要だと思っていた」。ASモナコに前半3、17分と失点。2戦合計で並ぶには3点が必要な状況に追い込まれた。

 後半早々に1点を返し、その後も香川を中心に攻めたが、逆にミスから3点目を与えて万事休す。相手の優れた個の力を目の当たりにし「ベスト16から8になるだけでも質は相当高い」と肩を落とした。

 クラブ幹部が地元メディアに「欧州CLからの撤退も考えた」と明かしたように、この1週間はサッカーに集中できる状態でなかった。この日も警備上の問題があり、トゥヘル監督は「チームバスが途中で16~17分も動かなかった」と明かした。会場入りが遅れ、試合開始も5分遅らせた。それでも、香川は言い訳をせず「必ずしも(敗退は)マイナスではない。やれるところも感じているし、必ず戦える舞台」と雪辱を誓った。

最終更新:4/21(金) 6:08

スポーツ報知