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小林快、初の世界陸上「メダル続きたい」男子50キロ競歩

スポーツ報知 4/21(金) 7:03配信

 日本陸上競技連盟は20日、東京都内で世界陸上ロンドン大会(8月4日~13日、英ロンドン)の競歩日本代表の男女7選手(男子6、女子1)を発表。男子50キロには、昨年の全日本競歩高畠大会を制した小林快(24)=ビックカメラ、秋田工高出=が初選出された。男子20キロではリオ五輪代表の高橋英輝(24)=富士通、岩手大出=が、前回(15年)の北京大会に続き、2大会連続2回目の出場が決まった。

 自ら世界切符をつかんだ昨年10月の高畠大会から半年。小林は自身の成長に確かな手応えを見せていた。「あの時は50キロが初めて(3時間42分8秒)で、自分でもビックリだった。でも、どんなレースでも反省点はある。練習もしっかりできているし、50キロ競歩はメダルが連続で取れているので続きたい」と、世界大会初挑戦での初メダルを誓った。

 箱根路に憧れていた。中学1年生だった2006年の箱根駅伝。家族旅行で来ていた芦ノ湖で、順大の今井正人(現・トヨタ自動車九州)が往路優勝のテープを切った走りに衝撃を受けた。「1人の走りだけで感動できるのはすごい」。秋田工高時代は、夏は競歩、冬は駅伝という“2足のわらじ”をはいて、3年時に全国高校駅伝にも出場した。

 早大でも長距離を目指したが、タイムが伸びずに3年時に競歩一本に専念した。高校時代にしのぎを削った西塔拓己(現・愛知製鋼)が13年モスクワ世界陸上男子20キロ競歩で6位入賞したのも刺激になった。「今でも走るのは好きだけど、勝負できるのは歩くこと。(20年の)東京五輪で金メダルを取りたいと思っているので、今回はその第一歩にしたい」と決意。2度目の挑戦となる50キロで、進化した歩きを見せるつもりだ。(遠藤 洋之)

 ◆小林 快(こばやし・かい)1993年2月28日、秋田・大館市生まれ。24歳。ビックカメラ所属。大館東中1年から陸上を始め、秋田工高では長距離と両立し、3年時に全国高校駅伝6区区間19位。早大3年から競歩専任に。14年全日本競歩高畠大会20キロ優勝。16年同50キロ優勝。自己ベストは20キロが1時間19分12秒、50キロは3時間42分8秒。5000メートル走は14分52秒。164センチ、53キロ。家族は両親と妹。

最終更新:4/21(金) 8:07

スポーツ報知