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金本監督、上本の守備に注文「ドンドン攻めていかないと」

スポニチアネックス 4/21(金) 8:25配信

 ◇セ・リーグ 阪神2―5中日(2017年4月20日 ナゴヤD)

 勝負どころで腰を引いて勝てるわけがない。連日の接戦。結果的に見れば7回の上本の消極的な守備が勝敗を分けた。金本監督は守備面でも「攻めの姿勢」を求めた。

 「まあ守りでしょう。桑原も打たれていないし。その前のプレー(井領の二塁内野安打)があって、やっぱり消極的になっていたと思うから、ああいう追い方になったんだと思うけど。上本は脚力もあるんだし。それ(前のプレー)を引きずったようなプレーに見えたけど。ドンドン攻めていかないと」

 同点に追いつかれ、なおも2死一、二塁。あと1死でピンチ脱出という場面で二塁手・上本の動きが鈍った。代打・井領の打球はマウンド前方に当たって方向を変え、上本の前方へ。これでチェンジ…のはずだった。だが大事に行こうとしたのだろう。待って打球を処理したため、一塁への送球がワンテンポ遅れた。結果は内野安打となった。

 2死満塁と傷口を広げたその消極的な守備が、はからずも決勝打への布石にもなった。続く京田の打球も一、二塁間へ。上本は、その打球に追いついてはいた。だが今度はバウンドを合わせられない。ボールは無情にもグラブをかすめ、右前に抜けた。決勝2点打を許し、チームも後手に回った。いずれも記録は安打ながら、打ち取った打球だった。その処理の仕方が、命取りとなった。

 上本は報道陣の問いかけに無言を貫き、バスへ乗り込んだ。久慈内野守備走塁コーチは「(前のプレーを)引きずっている。京田のやつなんてイージーだ。そういう風にしか見えない。技術的なことじゃない。あれ(井領の打球)も一発で投げるとかさ」と苦言を呈した上で「1、2年目の選手じゃないんだから。乗り越えてもらわないと」と発奮を促した。

 中日の最下位脱出に“貢献”する痛恨の負け越し。終わったことを悔やんでも仕方がない。21日からは敵地で巨人との3連戦に臨む。「もちろん(切り替える)」と指揮官。名古屋の屈辱は東京で晴らせばいい。(惟任 貴信)

最終更新:4/21(金) 22:04

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