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総合力示した日本=決定力磨き、五輪初勝利へ-アイスホッケー女子

時事通信 4/21(金) 16:28配信

 【グラーツ(オーストリア)時事】アイスホッケー女子の世界選手権ディビジョン1A(2部相当)で20日、日本がオーストリアを4-1で破り、最終戦を残して優勝と1部復帰を決めた。今大会の対戦国は、いずれも世界ランキングが日本より下。堅守を軸に取りこぼすことなく4連勝し、山中監督は「総合力の高さを見せられた」と評価した。

 相手1人に対して複数がマークについてパックを奪い、次々とシュートを放った。最後まで足が止まらなかったのは、他国より劣る体格を補うためにスピードやスタミナを強化し続けてきた成果だった。

 今季は平昌五輪出場を決めた2月の最終予選にピークを持っていったが、直後の冬季アジア大会でも金メダル。さらに今大会でも地力を示し、山中監督は「ここまでくれば体力よりもメンタル。選手はエネルギーを持って戦ってくれた」。強化が正しい方向に進んでいることを再確認した大会にもなった。

 五輪で強豪国に勝つには、より決定力を磨く必要がある。最終予選を含めて得点機で決め切れない場面が目立ち、主将の大沢は「攻めている時間が長い割に点が取れていない。もっと努力しないと」と自覚する。課題を克服した先には、まだ日本が手にしていない五輪の勝利がある。

最終更新:4/21(金) 17:10

時事通信