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インドの探査車模型も公開 日本のSORATOと月面へ

朝日新聞デジタル 4/21(金) 20:53配信

 世界初の月面探査レースで、インドから参加するチームIndus(インダス)が来日し、日本のチームHAKUTO(ハクト)のメンバーと対談するイベントが21日、都内で開かれた。インドの探査車「ECA」の実物大の模型も公開された。

【写真】月面をイメージしたセットを走行する「チーム・インダス」の探査車「ECA」の模型。後方は「HAKUTO」の探査車「SORATO」=21日午後、東京都文京区、嶋田達也撮影

 日本初公開のECAは、ロボットのようなスマートな外観が特徴。ハクトの探査車「SORATO」と、インドのロケットに相乗りして、月面の「雨の海」への着陸を目指している。

 インダスの渉外担当、スリダー・ラマスバンさんは「これからはアジアが宇宙開発のキーロケーション。アジアの問題をアジアの中で解決し、世界中の課題もアジアで解決していきたい」と話した。

 ハクト代表の袴田武史さんは「宇宙開発というと、インドは開発途上のイメージがあったが、非常に良い印象を受けた。これからさらに開発が進んでいくのでは」と、印象を語った。

 レースの行方について袴田さんは「優勝したいし、勝てると思っている。ただ、この競技は参加チームすべてがコラボレーションをしている。個人的には参加チームすべてが優勝者であると思う」と話した。

 月探査レースは、米グーグルの主催。2017年中にロケットを打ち上げて探査車を月面に送り込み、500メートル以上移動させ、高解像度の映像を地球に送ることがミッション。最初に達成したチームに賞金2千万ドル(約22億円)が贈られる。

 当初、16チームが準備を進めてきたが、昨年末までに11チームが脱落した。現在残っているのは、日本とインドのほか、米国、イスラエル、国際チームの五つ。

 HAKUTOメディアパートナー、朝日新聞社が運営するクラウドファンディングサイト「A―port」(https://a-port.asahi.com/)では、チームの活動資金の募集している。募集は5月1日まで。(田中誠士)

朝日新聞社

最終更新:4/21(金) 21:05

朝日新聞デジタル